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僕と美人の召使い・・・と異星人  作者: shimaumatousagi
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第30話  お風呂

「ただいま・・・」


凛とユナが長い一日を終えアパートに戻ってきた。

ユナ手作りの朝食を食べて幸せな日常を期待していた凛であったが、X国からの弾道ミサイル発射から始まりY国艦隊撃破、そしてA国部隊による沖縄での強襲と、2人に次から次へと様々な事件が降り注いだ一日であった。


「おかえり」

「おかえりなさい」

「大変な一日だったな。」


ロルとリセの顔を見た凛は何だかとても安心した。


「ええ 何だか今日はメチャクチャ疲れました。」

(あれ・・何だかすごく眠くなってきたぞ・・・)


そう言うと凛はユナにもたれ掛るように寝てしまった。


「あれ?」

「いきなり?」

「いろいろとリンと話をしようと思ってたのだが。」


「ロル様、今日は仕方ないと思います。」

「明日にされてはどうでしょうか。」


「そうだね。」


ロルは自分の召使い達に命令した。

「お前たち、眠ってしまっているがリンをお風呂に入れてゆっくりと寝かせてやってくれ。」


「かしこまりました。」

すると5人ほどのロルの召使いが、お風呂場に凛を連れて行った。


一緒にお風呂場に行こうとしたユナにロルが話しかけた。

「ユナ」

「少し話をしないか。」

「いろいろ聞きたいことがあるんだが。」


「はい。かしこまりました。」


「ところでどうだ、リンの召使いは?」


「凛はとても優しく接してくれますし、私を気に入って下さってるので、とてもやりがいを持って働かさせて頂いております。」


「そうか、そうか、でもリンはお前をどう扱っていいのか戸惑ってるみたいだがな。」

「ガハハハハ」


「そうなのですか?」

「全く気が付きませんでした。」

「凛は何を悩んでいるのでしょうか?」


「そうだな・・」

「一言で説明するのは難しいな。」


「リセ、どう説明しよう。」


「単純な事ではないですか。」

「リンはユナと交尾をしたいのです。」


「おー」

「でも、それだけではないだろう!」


「そうですか。」

「わたくしの分析ではそれだけのようですが・・・。」


「そうなのでか。」

「では、どのようにしたらいいのでしょうか。」


少し焦ったユナはロルとリセに尋ねたが、二人は回答に困ってしまった。


ロル達の文明ではもはや性的な交渉は生殖や快楽によるものも含めて無くなっていたので、良く分からなかったのである。

ちなみにロル達は不老不死を実現しているので子孫を増やすという概念がほぼ消失してしまい、人口が事故等で一定数減ると自動的に政府が供給する仕組みになっている。

それに伴いいつの間にか性的行為も文化的内容も含め消失してしまったのだ。


「その件は一度、私たちで良く検討して回答することにします。」


「わかりました。」

「他にも何かありますか。」

「もしなければ凛が心配ですので様子を見に行きたいのですが。」


「そうだな。」

「話はまた今度でも大丈夫だからリンのところへ行っていいぞ。」


「それでは、失礼いたします。」


「・・・・・」


「ロル、ユナに話とは何だったのですか?」


「ん・・」

「いや、大した話ではないよ。」


「そうですか・・・。」



そのころ凛はロルの召使達にお風呂に入れられていた。


「ん・・?」

「すごく気持ちいいけど・・・なんだ?」


「あっ!!」

「何してるんですか!!」


「あっ 起こしてしまいましたか。」

「大変申し訳ありません。」

「ロル様に頼まれリン様のお身体を洗わせて頂いております。」


「えっ えっ!」

「ロルが・・」

「えっ でもちょっと恥ずかしいです!」


ロルの召使い達も濡れても良いように薄着になり、凛のお世話に一生懸命になっていた。


断ろうと思った凛ではあったが、言葉が詰まってしまった。


(ヤバい!天国過ぎてお断りの言葉が出てこない・・・)

(ロルは毎日こんなことしてるのかな・・・)

(なるほど・・・なるほど・・・)

(あっ ちょっと・・・)


「申し訳ありません凛様!」

「擦り過ぎたのでしょうか!」

「すごく腫れてしまいました。」

「すぐに医療班をお呼びしますね。」


「いいです!いいです!」

「大丈夫です。」

「本当に大丈夫ですから。」

「それと、ここはもう十分ですから洗わなくていいです・・・。」


そこにユナが心配して現れた。


「凛、大丈夫?」


「あっ!ユナ!!」

「ごめん・・・」


「何がですか?」


「いや・・何でもないです・・」


そのあと凛は一人しょぼくお風呂に入り直し、今日一日の疲れをゆっくりと洗い流した。





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