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僕と美人の召使い・・・と異星人  作者: shimaumatousagi
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第26話  ターゲット発見

激烈な戦闘の直後ではあるのだがユナのあまりにも一方的で圧倒的な戦いであったために、いまひとつ実感がわかない凛は記憶がフワフワとしたものになっていた。

先程の戦闘よりも今の方がはるかに現実的で、凛にとっては問題だった。


(どうしよう。)


勢いよく誘ったものの普通の女の子とデートをしたことのない凛は、沖縄の街でユナと歩きながら悩んでいた・・・。

男性とはこういうものなのだ。


(あっ!! お金!)


一瞬焦ってポケットを確認する凛。


お札が凛の手に触れた。

(あっ!!)


ロルから金塊を換金した時にお駄賃としてもらったお金の一部を小分けし、ポケットに無造作に入れておいたのだった。


(遠慮せずに貰っておくもんだなー)

(10万円入れておいたはずなので、かなり贅沢できるかも・・・うふっ)


ちょっと気が大きくなった凛。


「ユナ、取りあえず美味しい物でも食べようか。」

「お昼ご飯食べてなかったし、沖縄にきて安心したら凄くお腹が空いちゃった。」


「私もお腹空きました。戦闘でかなりエネルギーを消費しましたので食事は賛成です。」


「おっ ユナもお腹空いてたんだ!」

「一緒で嬉しいな。」


軽く気持ちわるい会話をしながら、ユナにお店の選定と道案内を任せた。


「沖縄は豚肉料理が美味しいので、今回はあぐー豚のしゃぶしゃぶを選択したいと思います。」


「おーっ 何だか大人の感じでいいねー」

「ユナ意外と選択が渋いね。」


「現時点で凛の栄養状態を測定した結果からの選択です。」

「凛は今、動物性蛋白質とビタミンが少々不足気味です。」

「しかも今日の戦闘等で疲れも蓄積しており、この状態では身体的回復が遅くなります。」

「最近はインスタント食品が多かったのでしょうか。栄養状態があまり良くないようですね。」

「コレステロール値も少し高めになっていますよ。」


「・・・すみません。」


「豚肉の蛋白質とビタミンB類をたくさんとって、身体的疲労を早く回復させましょう。」

「豚肉の脂質にはコレステロールを低下させる脂肪酸も多く含まれていますので、今の凛にとっては一石二鳥の食事です。」


「はい・・・」

(楽しい会話をしながらイチャイチャする予定だったんだけど・・・)

(取りあえずお店に急ごう。)


5分程、凛とユナは無言で歩いた。


「凛、お店が見えてきました。あそこです。」


「おー あれか」

「なかなかいいんじゃない。」


と、お腹を空かせた二人がお店の前に着いた時、すでに別の問題が新たに発生していた。



「found a target」(ターゲット発見しました。)


「well done」(良くやった。)

「Please enlarge the image a little more」(もう少し映像を拡大してくれ)


凛とユナはすでにA国のスパイ衛星に戦闘しているところを写真に撮られていて、

A国家安全保障局により戦闘終了時点から追跡を受けていたのであった。


「How would you like to contact Japan?」(日本国への連絡はどうしますか?)


「I will think about contacting Japan after securing two people.」(日本国への連絡は、二人を確保してから考える。)


「We understand」(了解致しました。)


「Call Okinawa stationed forces soon.」(直ぐに沖縄駐留軍に連絡だ)


「We understand」(了解致しました。)



大きな仕事を終え、お腹を空かし休息を取ろうとしている二人はその事にまだ気が付いてなかった。



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