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僕と美人の召使い・・・と異星人  作者: shimaumatousagi
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第22話 容赦の無い指揮官 (全機撃墜しろ!)

Y国は今回の件で政府が混乱に陥ってる中、一部の軍の強硬派が勝手に暴走し沖縄から鹿児島の諸島を奪うために動き出した。


出撃したY国軍勢力は、戦闘機252機、航空母艦1隻、潜水艦4隻、駆逐艦25隻、ミサイル艇42隻、フリゲート艦15隻、哨戒艇22隻、揚陸艦5隻、揚陸艇10隻、潜水艦救難艦3隻、武装漁船332隻と、一部の軍とは言え、驚く程の大部隊だった。


対して自衛隊はF-15 101機、F-2A 52機、F-35 4機、イージス艦5隻、いずも型護衛艦1隻、対潜哨戒機3機、P-1哨戒機3機、護衛艦10隻、そうりゅう型潜水艦6隻を急遽出撃させ、A国軍も航空母艦1隻、イージス艦3隻、ミサイル防衛駆逐艦2隻、統合航空防衛駆逐艦2隻、ミサイル駆逐艦5隻、戦闘機50機を出撃させた。


ユナから映像を用いて詳しい状況を説明された凛は武者震いがした。

(これだけの大部隊が衝突したら双方どれだけ被害がでるのか想像が出来ない。)

(犠牲が出てしまう事態は何としても止めなくては・・・)


「凛、現在敵戦闘機252機は宮古島北西方向300kmの海上を飛行しています。」

「Y国軍はまず与那国、石垣、宮古島を戦闘機で抑えるつもりです。」

「自衛隊とA国軍は共に間に合いません。」


今回の危機を自ら解決する決心が着いていた凛は迷わずユナに命令した。


「ちょうどいい。」

「自衛隊とA国軍が来る前に決着を付けよう。」


「まず海上を飛行中の戦闘機部隊に向けて突っ込んでくれ。」

「それから、こちらの存在も知らしめるために、敵レーダに俺たちがハッキリと映るようにもしといてくれ。」

「ユナの提案通り、圧倒的な戦力差をY国軍に見せつけよう。」


「了解しました。」


命令を受けたユナは上空300kmからY国戦闘機部隊に向かって突っ込んで行った。


「はえーー。」


上空から肉眼では見えなかった戦闘機部隊が一気に見えてきた。


「ユナ。今の速度は?」


「マッハ40です。」


「マッハ40?」

「もう笑うしかないな!」


凛はこの非現実的な事に対して自分が段々と恐れや恐怖などの感覚が麻痺していくのを感じた。



「导弹?」

(ミサイル?)

「所有飞机、采取规避动作!」

(全機、回避行動を取れ!)

「哇―」

(うわーぁ)


F-2A戦闘機型兵器のマッハ40の衝撃は凄まじく、いきなりY国軍戦闘機8機が破壊され海上に落ちて行った。


「ほーう!意外と脆いな。」

「よし!」

「やつらも度肝を抜かれただろう!」


「戦闘机?」

(戦闘機だと?)

「日章旗!」

(日の丸が付いてるぞ!)

「自卫队!」

(自衛隊だ!)

「獣!」

(ちくしょう!)

「用最前头队的30架应战!」

(1番隊の30機で応戦するぞ!)

「先去其他的队!」

(その他の隊は先に行け!)

「打下!」

(反撃だ!)


「凛、次の命令を!」


「取りあえず奴らに反撃させよう!」


そういうとF-2A戦闘機型兵器は反転し、Y国軍戦闘機と向かい合った。

対応するY国軍戦闘機30機は凛達に向けミサイル10発を放ち、そのまま体制を整えるために反転し上や横へと散らばりながら、それぞれがターンやシャンデルを始めた。


「おっ! いきなり来たな!」


ガガガガガーーーー


ユナは疑似機関砲であっさりとミサイルを撃ち落とした。


「凛、第二波攻撃も来ます。」


今度は30発のミサイルが敵機より発射された。


「彼らの作戦は距離を取りながら多数のミサイルで私たちを攻撃する戦法です。」

「応戦するのは30機で、その他214機はここを抜け石垣に向かおうとしています。」


「ユナ。ここを抜かすな!」

「取りあえず前方の100機を撃ち落とせ!」


F-2A戦闘機型兵器は俊敏な機動力でミサイルを余裕で避けながら疑似機関砲で撃ち落としつつ、攻撃準備に入った。


ピ、ピーーーーーーー

目の前の映像に映し出される前方の100機に、今度はこちらのミサイル照準が一瞬で合わさりロックオンされた。

(おーー 凄い演出だ!!)

本物の戦闘機そっくりの内容に凛は歓喜した。

同時に疑似対空ミサイルAAM-3は発射され、Y国軍戦闘機に向かって襲い掛かった。


ロックオンされた100機は慌てふためき、ミサイルを欺瞞する為のフレアを大量に撒きながら蜘蛛の子を散らすかのようにそれぞれが必死に回避行動を取った。

しかし疑似AAM-3はそんなデコイには目もくれずに容赦なくY国軍戦闘機に向かって次々と突き刺ささっていった。

接触によって墜落した10機を合わせると、一瞬にして110機がバラバラになりながら海に吸い込まれるように落ちて行った。


瞬く間に100機以上が撃墜され、恐怖したY国軍戦闘機隊は一斉に本国に向けアフターバーナーを最大燃焼させながら逃げ出した。


そして凛はユナに命令した。


「逃がすな!」

「全機撃墜しろ!」



つい昨日までは普通の青年だった凛が、責任感と正義感からではあるが容赦の無い指揮官となっていた。




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