幻影(天使メビウスの残像)
ユアタウの管理者、コールドを撃退した後の鎮圧は簡単だった。今現在ではイークルズの勢力はユアタウに存在しない
リケ
『私はリケだよー、よろしくねー』
アーク
『こんなちっちゃい奴が戦力になるん?』
リケ
『私を馬鹿にするのー?解体しちゃうよー?』
アーク
『気に入らない奴は炭にしてもいいよね?』
ジダイガ
『貴様等、いい加減にしろ』
無駄なケンカをしている場合では無い、この後は正式にイークルズとの全面戦争になるのだから
テル
『この後はどうするの?』
ジダイガ
『ノズィンダとチアルビを攻める、ダルミトはペール、ユアタウは私一人で守る為遠慮はいらん。先ずはダルミトに戻れ』
アーク
『それじゃあ、先に私達は戻ってるよ?』
アーク、ブレイク、テル、リケはダルミトへ徹底したか・・・さて、やるべき事をやらねば
ジダイガ
『フォルフルゴート、出て来い』
途端に、巨大なクリスタルが現れた。こいつは(見守る傍観者中立の竜フォルフルゴート)
フォルフルゴート
『久しぶりですね』
ジダイガ
『中立の管理者がこんな所に何の用だ?』
フォルフルゴート
『管理者が一人死んでしまった』
ジダイガ
『知っている、今更の話だろ』
フォルフルゴート
『私は中立の管理者、バランスをとる為にあなたは要らない』
ジダイガ
『何だ?私を殺して、残り三人の管理者で管理が出来ると言うのか?そもそも、管理をしているのは私とエンシェントだけではないか』
フォルフルゴート
『私は傍観者、関与はしない。バランスを保つだけ。後はエンシェントに任せる』
ジダイガ
『・・・こんなに世界は歪んでいるのに、まだ続けていくのか』
フォルフルゴート
『私は傍観者、関与はしない。後の事は見守るだけ』
ジダイガ
『昔から貴様は変わらない。いや、私達は変わっていない。だが、世界は変わっていく、歪んで歪んでこれからも狂っていく、完全に初期化出来ていないんだ!ルビアカオスレイは何をやっている!何故わからない!』
フォルフルゴート
『私達管理者の使命は世界の安定、これが世界の方針』
ジダイガ
『そんな方針は私の知った事では無い。次は貴様だ、フォルフルゴート』
フォルフルゴート
『私は傍観者。だが、中立の管理者。バランスを保つために要らない者は消えろ。中立』
透明のクリスタルが幾つか撃ち出される
中立の力は何事にも関与しない、そして関与されない。私の不死の力すら関与しない
ジダイガ
『繰り返しの恐怖、変わらぬ事への狂気、貴様に理解出来るか?神力(空間の堕神の追放宣言)神力(漆黒の堕神の支配宣言)』
支配宣言でフォルフルゴートを取り込むが、中立の力により関与出来ず消える。追放宣言でクリスタルを飛ばして攻撃を回避しようとするが、関与出来ずに終わる
フォルフルゴート
『消えろ』
ジダイガ
『ククッ、今の私に視線を固定するなよ?欠陥』
神力で時間を稼いで居る内に、(四羽刺翼)を取り込んだ。四羽刺翼は元々私の体の一部、切り離す事で力を封印していただけだ
メビウスリングによって、撃ち出されたクリスタルを∞の中に閉じ込める
フォルフルゴート
『・・・予想外ですね』
ジダイガ
『欠陥欠陥闇魔法』
メビウスルームにより私とフォルフルゴートの周りに耐久力∞の壁で囲む、メビウスステータスにより魔力を∞にし、その魔力を使い最強の闇魔法を発動、この魔法は消費する魔力に応じて破壊力が増す、消費する魔力は∞だ
・・・
あまりの威力に周りが真っ黒になる。これで追い返す事が出来れば上出来なのだが・・・
フォルフルゴート
『中立』
やはりダメか!
ジダイガ
『神力(堕神の追放宣言)』
自らをダルミトに追放するが、その瞬間。
クリスタルに貫かれた
・・・
ペール
『カカカ、フォルフルゴートハシッパイシタミタイダナ。マア、イマハヨウスミデイイカ。コンカイハアイウチダッタミタイダシナ』