表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【本編完結】俺によく似た彼女の娘……え?  作者: 酔夫人(旧:綴)
【おまけの章】人魚姫

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

74/83

5-1 プロローグ|エレーナ

「見つけた!」


すぐそばで大きな声がしたと思ったら突然腕を引かれ、驚く間もなく目の前には煌びやかな美形。金色の髪に小麦色の肌。うちの国にはいない美形。但し、この距離、無礼な人だ。


初対面の淑女相手にこの距離はない。



「離してください」


貴族の夜会に出席しているし、身なりからして身分のある人だと思うけど。初対面の女性に許可なく触れるって、どういう教育を受けているの?


「すまない」


……そう言って離さないし。なんなのかしらね、自分が美形だと分かっていて『離さなくてもいいよね?』って顔をしている。


ふんっ、私には通じないけどね。


確かに美形だけどマックス小父様の愛嬌を半分にして、ヒョードル小父様の落ち着きを4分の1にして、父様の愛想を3倍にしたような感じ。つまり私にとっては『なんとなく間に合っている感じの美形』でしかない。、無礼を受け入れる気には到底ならない。



「は・な・し・て・く・だ・さ・い」


私の反応に、意外って表情で驚く。世界はとっても広いのよ、覚えておきなさい。あと、掴んでいる私の左手を見なさいよ。薬指に指輪がはまってるでしょう。婚約者がいるのよ、私。



「嫌だ、離さない」


……なに劇場?


男の大きな声に近くにいた人たちの目が私たちに向く……こんな非常識と『私たち』とか嫌だわ。そして面倒なことになりそうな予感がヒシヒシする。私、こう見えても結構世間を知っているお嬢様……ん?


「離すわけがない」


……どうしよう、突然泣き出したんだけど。涙ぽろりじゃなくて大号泣。こういう経験はないな、私。


「やっと会えたのに」


……酔っぱらっているのかしら。


「ずっと探したんだ、僕のセレナ!」


いや、私、エレーナ……酔っ払いだわ。



「僕の人魚姫、セレナーディア・マリーナ・ラヴィリアント・アズール」

「長っ!」



……いや、そうじゃない。


人魚姫って………………この人、ヤバイ人だわ!! 

第5部始まります。番外編のように読んでいただけると嬉しいです。


ここまで読んでいただきありがとうございます。ブクマや下の☆を押しての評価をいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ