05. オペラ「カルメン」と前衛バレエ「ザ・カーマン」
「スペイン風味の乙女ゲーム悪役令嬢に転生したら、強力チートで聖女にはなるし、婚約者には溺愛されるし! ~それなのに、どうして婚約破棄は回避できないの?~」(略して『スペ乙』)
第5話「ゲーム開始イベン『入学式』」と同時に投稿した活動報告です!
さて、ここの部分はちょいラブ&ちょいスペイン・パートでした。
早くもサービスでキスシーンが!早くイチャイチャしてもらわないと、読み手さんが離れちゃうからね笑!
しばらくは悪役聖女な主人公による「乙女ゲームヒロインのフラグをバッキバキに折る事件」が続きます。お約束的に!
つまり、テンプレ・パートも混合ってことだ。よしよし!PV稼ぐよ~笑!(実際は全然PV伸びなかったケド)
作中でちょっと出てきたオペラ「カルメン」は、ビゼーの楽曲がものすごく有名。小学校の運動会で絶対に使われる序曲だけじゃなくて、誰でもほぼすべての曲を聞いたことあると思う。
実はオペラ「カルメン」(フラ語のやつ)はきっちり見たことないけど、編曲版「カルメン組曲」を使った前衛バレエ「ザ・カーマン」を見たときには、かなり衝撃を受けた!
いわゆる同性愛含む愛憎劇だけど、自動車工員の男たちが舞台の上で素っ裸でシャワーを浴びたり(友達は「見えた!」って騒いでた!何を見たのか笑)、♂♂のうにゃうにゃを、タイタニックパロディで車ん中でヤッてみたり。(結露のついた車の窓に、手をパアンと付くやつね!あれを♂♂で笑!)
まあ、なんだ、とにかくそういう、欲望丸出しな感じの踊りなのだ!
前衛バレエはとにかくすごい。バレエだから観るだけで字幕追わなくてもいいし、オペラとか(英語ですら節がつくと)何言ってるか分かんないのに比べると、鑑賞がずっと楽!
2015年に「マシュー・ボーンの『ザ・カーマン』」という題名の映画にもなっていて評価高いので、是非一度DVDで見ていただきたい! (ゆー〇ゅーぶで予告編を見るだけでも、その激しさは分かるよ!)
オペラを観るとか、オーケストラの演奏を聴くとかはちょっと敷居が高いって人も、これなら音楽を聴くのにいいはず。
映倫区分はG(一般/年齢制限なし)なので、ここに書いても問題ないけど、エロ表現ダンスの刺激が強いので、子供っちに見られたらヤバいかも笑。
DVDは買わずに、借りるかオンラインがいいかなって思う。
と、こんな話してたら、最近(2022年初夏)ロンドンで再演してたっぽい。地下鉄の駅でポスター見かけたわ!(ということは、今は地方公演かな)
でも、♂♂パロディは、もうタイニックじゃないんだろうなあ。あの映画、古いもんね。
ちなみに、オペラ「カルメン」の舞台になったセビリアのタバコ工場。今は大学になっていて、中が見学できます。
20年前の旅行時には外観を見ただけで通り過ぎちゃったけど、今になって写真を見たら、意外と重厚で素敵な建造物。思い出の中の印象は「地味!」だったけど、若かったからそう思ったのかなあ笑。
いや、なんか違う建物というか、もしかしたら裏から見たのかも?だって、記憶ではただの倉庫だったから。
それとも、一緒に行った子の勘違い?(←旅行計画を、スペイン語が話せる友達に丸投げしていたおサボり日置なのでした笑)
スペイン旅行があまりに昔すぎて記憶が曖昧なので、Webで調べ直しながら書きました。
ただし、印象というのは説明とは違う情報なので、なるべくそれを損なわないように気をつけた!じゃないと、単なるガイドブックと同じになってしまうので。
そんなことで、スペインの「カルメン」に思いを馳せながら、物語は次の「出たな!お色気担当攻略対象」なテンプレ・パートに続いたのでした。