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42. めでたしめでたし

「スペイン風味の乙女ゲーム悪役令嬢に転生したら、強力チートで聖女にはなるし、婚約者には溺愛されるし! ~それなのに、どうして婚約破棄は回避できないの?~」(略して『スペ乙』)


第42話「遥かなる未来への光(カルの視点)」と同時に投稿した活動報告です!

 やれやれな展開です。「ザ・解決・パート」と言うのでしょうか笑。


 最後はちょっと内容的に走った感じしますが、この二人(悪役聖女&王子)はもう十分でしょう!そろそろ幸せになってくれていいよね? 4500字でアップダウン激しかったけれど、語るべきことは語った! 伏線も回収できたはず!


 しかし、やはりヒーロー(王子)はまだまだ甘ちゃん! 主人公(悪役聖女)なしで生き抜く覚悟なし。ダメやん笑!!


 でも、それを自覚して努力し続ける姿勢が、グリフォンのお眼鏡に適ったところ。期待値ってやつでしょう。頑張れ、ヒーロー(王子)!

 これからは主人公(悪役聖女)と二人で、王族として道を極めるべく、ラブラブしていっていただきましょう。あ、ラブラブに関しては、お願いされなくてもしそうですが笑。


 初夜の儀は、青池保子「アルカサル-王城-」を参考にしました。マリー・アントワネットの「床入りの儀式」とかも有名だよねー。

 イタリアのチェーザレ・ボルジアとかも、なんか回数に武勇伝があるらしいよ、ゴニョゴニョ。今はなんでもWebで調べられるので、気になる方はググってみてください。


 そうそう、グリフォンは英語でグリフィン。かの「グリフィンドール」の寮章にも使われてるんですってー。スペイン語はよく知らないけど、ラテン語類ってことで、フラ語表記のグリフォン採用です。

 爪や羽、卵にも治癒効果あるとか。ユニコーンも角に解毒効果あるとか言うので聖獣はそういう癒し効果があると信じられていたんでしょうねー。


 作中でちょっと書きましたが、グリフォンは牡馬を喰うと言われています。これは自分と同じく「神々の戦車を引く役目」を持つ馬をライバル視しているため!

 そして、ライバル牡馬の女(というか牝馬)を奪って産ませる仔が「ヒッポグリフ」ですね。ほら、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』でハリーが乗った、あの聖獣ですよ!


 そんなことで、ユニコーンもペガサスもビクビクして、王宮から逃げていきました。つまりはシアが王宮に到着したとき、すでにグリフォンの登場は予期されていたということに。


 賢い読者様には分かったと思うのですが、ヒーロー(王子)でも赤ちゃん(悪役聖女との子)であっても、死んじゃったら守護がつかない。なのに、すでに赤ちゃんには守護神獣がついていた時点で、なんとなく「死なないな」と予測できてしまう笑。

 不確定要素が多い中で、ネタバレが苦しいご都合主義設定でした。この矛盾をどう乗り越えようかと、それはそれは必死にプロットを練りましたよ!(それが気にならないくらいに盛り上げるという点を!)


 実際、戴冠式まで守護は決定しないので、ヒーロー(王子)も赤ちゃん(悪役聖女との子)もあっさりフライング。主人公(悪役聖女)がそれほど聖獣に懐かれているという証拠とはいえ、完全なチートでした笑。


 うーん、この微妙にゆるいご都合主義はテンプレの醍醐味(と誤魔化しておこう笑)! だってハピエンって宣言してるから、どーせ死なないってネタバレてるしね。(←苦しい?笑)


 次話はエピローグです。爽やかな読後感で、この重苦しい愛の物語はきっちり完結しますよー。無事に完結して嬉しいのに、すでにロスな気分でした。

 これで、活動報告もしばらくストップに。それに耐えられるか、自分でも自信なかったですね。毎日、本当によく書いたわ~。


 次話の最終話!終わってしまうのが、すごく寂しかった。日置、この物語が相当好きだったんだと思います!(そりゃ、これだけ自分の体験を投影すればね!笑)

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― 新着の感想 ―
[良い点]  色々考えられて書かれていて、読んでいて先を読むのが楽しかったです。
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