18. ガスパチョ(冷静トマトスープ)について
「スペイン風味の乙女ゲーム悪役令嬢に転生したら、強力チートで聖女にはなるし、婚約者には溺愛されるし! ~それなのに、どうして婚約破棄は回避できないの?~」(略して『スペ乙』)
第18話「背徳の役得 (カルの視点)」と同時に投稿した活動報告です!
完全な「ラブラブ・イチャイチャ・パート」に日置興奮気味の模様。
はー。自分で書いてて、こりゃ、ヒーロー(王子)が不憫だよな~と思ったわ。彼にとっては、主人公(悪役聖女)という女はマジでつかみどころがない!
寝るのはいいけど結婚はやだ……って、それだけ聞いたら「俺は遊ばれているのか?」と思うだろうが、普通に笑。
これは、心底惚れてる相手からされるのは、かなりキツい仕打ちだ!魔性聖女だ笑!うーん。主人公(悪役聖女)よ、こやつなかなかやりおるのう~!無自覚に小悪魔なのがね。天然で悪気ないだけに、これに振り回されるヒーロー(王子)がかわいそうでした。
しかし、この「追えば逃げて、逃げれば追う」というのは恋愛の王道?『ルールズ』っていう恋愛ハウツー本にも書いてあったよ。(そんなもん読んでるのって日置だけ?やだー、若い頃の話よー。しかも、読んでも何の役に立たなかったけど笑)
どこかの時点で「こんな女もうたくさんだ!」となるのが普通なんだけど、そこはヒーロー(王子)ですからねえ。ならないんですよ。
そっか、「もうたくさんだ!婚約破棄だ!」っていう流れなら、あるかもしれない……って、あるか?ないな、きっと。これだけの溺愛だからね。
まあ、婚約破棄はまだまだ先の話なので、しばらくは『最初から最後までイチャイチャする激甘溺愛ラブ・ストーリー!』という部分を堪能していただくことに。
日置としては第2話からずっとラブラブだったと思うんだけど、どうじゃろ?誇大広告だったじゃろか?じゃろ?(JARO=日本公告審査機構)
さて、トマトの冷製スープは「ガスパチョ」というアンダルシア地方の発祥の名物料理。飲むサラダと言われてます!(日置、トマト嫌いだけども……)割とニンニクが効いていると思う。
生ハムはもちろんイベリコ豚! 日置はあまり好きじゃないけど、きっと高級品は美味しいんだろう笑!
主人公(悪役聖女)が食べたいって言ってたプリンは、実はプッチンプリン系を予定していた!焼かずにゼラチンで固める感じの!プリンの素みたいなので冷蔵庫で作るお安いやつ!
しかーし!ゼラチンはあるとして、果たして「卵に火を入れずに食べる」というのがアリなのか……というところでつまずいた!異世界とはいえ時代設定的に低温殺菌とか難しい。
でも、卵に火を入れてしまうと固まってしまう。じゃあ、卵を入れずに……となると、あの味を作るのは至難の技。
プッチンプリンは人智を尽くした大発明「プリン風ゼリー」なのです。食品加工技術がないとちゃんと作れないのだ!
なので、結局は普通のプリンになってしまった。なんかイマイチ「頑張って作った」なインパクトに欠けるのだけど、まあ、異世界だから大目に見ていただくってことで笑。
しかし、このプリンに絆されて、主人公はあっさり落ちます。それは次話の「主人公(悪役聖女)の視点」で、もうちょっと詳しく描かれますよー!
ラブラブ・パート、絶好調です!日置もノッてましたね~!




