13. タブラオのこと
「スペイン風味の乙女ゲーム悪役令嬢に転生したら、強力チートで聖女にはなるし、婚約者には溺愛されるし! ~それなのに、どうして婚約破棄は回避できないの?~」(略して『スペ乙』)
第13話「ファーストキス」と同時に投稿した活動報告です!
さて、物語の「スペイン&ラブラブ・パート」は続いています。ここではタブラオ! フラメンコショーが見られる舞台付きの酒場やレストランのことです。
日置が行ったのは、グラナダの(観光客用)洞窟タブラオと、マドリードの本格的なタブラオです。
グラナダの方は、ホテルまでの送迎付きツアー。洞窟タブラオはちょい治安が悪い旧市街にあるってことで直行直帰。ガイドブックにある通りの外観と内装だったし、舞台鑑賞と言うよりもフラメンコ体験という感じ。
洞窟トンネルの両側に並べられた椅子に座って、その前方奥で開催されるショーを鑑賞。それが終わるとトンネル中央に踊り子さんが出張ってきて、お客に一緒に踊るように誘う。
さすがに踊らなかったけど、いかにも観光客参加の体験型。開始終了時間も早かったはず。1ドリンク付き。
マドリードの方は(更に昔でうろ覚えだけど)、穴蔵みたいな地下の薄暗いお店の奥にきちんと照明ある高舞台があって、その前にギッチリとダイニング・テーブルが並んでた。(すごく狭くて舞台が近かった覚えある!)
ショーを見上げる形になるんだけど、確か、後ろでも見やすいように、傾斜がつけてあったと思う。
とにかくテーブル同士が近くて、椅子もソファーっぽくて座る位置が低い。で、間隔ギチギチなので、映画館の位置感覚を思い出す感じ。
そこでオイルギラギラの皿が熱い料理(タパス?)が出てくるから、つい「え、消防法とか安全衛生、大丈夫?」って思った記憶が笑。
でも、料理は絶品! 初めてエスカルゴ食べたのは、あそこだったはず! ワインも結構種類選べた気がする。
そして、ショーも素晴らしかった印象あり。特に男性のフラメンコが良かった!
素人には、衣装ヒラヒラだけで素敵に見える女性の踊りと違って、男は実力がバレるんだと思う。
本格的なタブラオだったので、スタートも遅くて、終わったのが午前2時とかだったから、友だちは時差ボケで途中から船漕いでたけど笑。
そんな感じで、作品ではこういう二つのタブラオのいいとこ取りした設定!! 異世界ですからね、なんでもありなのでした笑。
物語の方は、さらにラブラブが加速してます! 恋する二人(悪役聖女と王子)は、一体どこまで行っちゃうのでしょうか。
次はアルハンブラ宮殿をモデルにした離宮で、二人の「初」が更新されまーす。
次話、アルハンブラ宮殿のこと、書かせていただきます!