08. 闘牛と血と私
「スペイン風味の乙女ゲーム悪役令嬢に転生したら、強力チートで聖女にはなるし、婚約者には溺愛されるし! ~それなのに、どうして婚約破棄は回避できないの?~」(略して『スペ乙』)
第8話「ミス学園のキス」と同時に投稿した活動報告です!
今回はスペイン・パートになります!! テーマは「闘牛」です。
闘牛を見たのはマドリッドだったはず、たぶん。(一緒に観戦したのがF美ちゃんじゃなかったのを覚えているので、グラナダではなかったことだけは確か!そんな判断基準か笑)
もうすっごい昔で、どこから見たのか覚えてないけど、その日は「赤い布(ムレータ)をピラピラ」じゃなくて、「色紙で飾られた銛(バンデリージャ)で刺す」で終わりだった。
関係ないけど、スペイン語はほぼずべてが、後から数えて二母音目にアクセントがある。この場合は「ー」のとこを強調すると、それらしく聞こえるはず!
さて、実際に布演技は見てないので、作中でも布は使わないことに。(だって、実物見たことないから書けないんだもん。まあ、今はゆー○ゅーぶで簡単に映像は見れるけどね笑)
でも、トドメを刺すところ(真実の時)は見た!本来なら真剣で突くんだろうけど、銛でそのまま突いたような気がする。記憶がおぼろげだけど。
本当に一撃で死んでしまうのです! 額をグサッっと刺された次の瞬間に、前足がガクッと折れて、前のめりにアッサリ倒れる!急所というのは怖いなあーと思った覚えあり。
そして、意外な(というか案外当然な?)事実なんだけど、初心者は女性のほうが闘牛を見てもあまり抵抗がないって聞いた。えーと、初めてでも楽しめるって意味で?
なぜって、ほら、血がね!男性っていうのは、血に慣れてないから。もちろん、喧嘩好き(なのか?対戦好き?)な男性のほうが、慣れるとハマるのかもしれないけど、やはり初体験の場合はね。
どばどばーっと血が出て、しかも最後は死というのは、かなり「うえっ」ってなるものらしい。な、なるほど。ならなかった私は残酷な女?
もちろん、動物愛護的にも物議をかもしていて、アレコレと争議あり。国技だから、余計に難しい問題だなって思う。欧米は特に動物愛護にうるさいからね~!
英国でも王室の「狩猟」は伝統スポーツだけど、色々と問題になってます。
ロンドンの「猫カフェ」は、おさわりなしなんだって。人間より猫のほうが、ずっと健全な労働条件なのだ。(もちろん、人間の女の子のそういうお店はおさわりありっスよ!)
話は戻って、そのときの闘牛は「すごく良かったらしくて、翌日の新聞に『正門が開いた』って書いてあったよ」と、スペイン語学科卒の友達が言ってたのだけど、その件に関してはWebでは調べられなかった。
なので、嘘か本当かは不明。(その友達とも、もう親交が絶えてしまったし、今さら聞けない笑)
でも、たしか闘牛士は耳を二つもらったとか。(牛の耳とかいらないけどさ笑。どーやって保存するんだろう。剥製?ホルマリン漬け?)
もっと感動的な闘牛だと、尻尾がもらえるらしい。どーするんだろ、尻尾なんか。(スープの具くらいしか、用途が思いつかないよ)
今となっては、もうスペインに行くこともない(三人子連れで海外旅行とか無理!国内でも苦行!)ので、あのときにもうちょっと興味を持って聞いてたらよかったなーと後悔。
老後にでも、またスペイン行きたいなー。旦那とじゃなくて女子会で!そのほうが楽しい!
女子(BBA)会はいい。「日本人は同性ばかりでツルむプチゲイ集団」って言われるけど、しょうがないじゃん、それがアジアン文化なんだからさ。プチ・レズ万歳!(笑)
さて、物語のほうは、ここらで主人公(悪役聖女)の無茶振りが発揮され、ちょいパニック・モードに!でも、初の「ヒーロー(王子)の視点」が来るので、男性側の切ない思いが浮き彫りに!これもテンプレ♡
とにかく、胸キュンして貰えたらいいなーという日置の希望(野望)の元に、物語は続いて行くのです。