『ウマムスメ』てか、トウカイテイオーに捧ぐうた
まず、言っておかなくてはならない。
私は、競馬に、くわしくない。
その私でさえ、わかるおもしろい(?)競馬アニメがあって、そのタイトルを『ウマムスメ』という。
今やってるのが、二期だから、けっこう前期当たって、引きもあったのかなぁ?
とか?
いや、いや、実はですね〜。
私が喋るのは。
このアニメ、一期と二期のあいだには、深くて暗い闇がある、のですよ、的な?
いやいや、けものフレンズみたいなことではなくて、ですね。
このアニメ、一期と二期で主人公、変わってんですよね。
むろん、一期見てました。
フツーに面白くて、フツーに突っ込める、競馬アニメでしたよ。
主人公がマイナーなのも、ま、ま、好感持てましたし。
あー、こーして、ウマムスメたちって、前向いて歩いて、あ、違うか、走っていくんだろうなぁ、とか。
けっこー、ステキな夢、みさせてもらえたアニメでしたよ。
あ、ちなみに、ゼロから喋ると、『ウマムスメ』って、実在した競走馬の名前をその名前として走ることに青春を掛けてる感じのムスメ(シッポが生えてたりする、なぜに?アニメだからか?)たちのこと。
だから、会長はシンボリルドルフ。
だし。
それに憧れるちょっとヤンチャなウマムスメは、トウカイテイオーだったりする、んだよ(泣)。
な、なぜ、ここで(泣)?
で、一期は、さっきも言ったように、及第点ではあったにしても、そのまま流れてゆくレベルの作品だったと思う。
たとえば、『ゆるキャン△』には、及ばないレベルの。
で、でもさ。
二期は、前述トウカイテイオーが主人公で、ライバルはメジロマックイーン、って!
前作主人公のウマムスメも出てはいるけど、もー、あっとーてき、可愛くて、カッコよくて、カナシイのが、主人公のトウカイテイオー。
みなさん。
競馬、知ってます?
いや、キタサンブラックとか、そんな最近の名馬(名馬か?)じゃなくて、前述、シンボリルドルフが無敗三冠馬になった、そのシンボリルドルフとため張ってたミスターシービー。
あの、大外からの、………、いやいや、そんな昔話は置いておいて。
じつは、ですねー。
トウカイテイオーって、そのシンボリルドルフの子供なんですよ。
ま、馬の話ですから、活躍寿命が人とは違うの、当たり前ですけどね。
でも、そんなことではなく。
言いたいことは、私がね、トウカイテイオー大好きだったってこと。
彼の悲劇性たるや、もう、日本競馬会の、あらゆる悲劇を彼に集めたのかってくらいの、悲劇!
いや、実際は違う。
カレ、勝ってるし。
強かった、し。
今でもそう、それこそ、アニメの主人公になるほど、人に好かれてるんだし。
でも。
もし、トウカイテイオーを、一言で表すなら、それはやっぱり万人がそう思うと思うけど、『悲劇の名馬』だよね。
だから、『ウマムスメ』なんて、かっるいアニメにトウカイテイオー主人公に使いやがってよぉ〜、とか、じつは、思っていたりもしたのです、はい。
でも、ゴメン。
私の単なる勘違いでした。
でも、カレ、主人公にするなら、やっぱ、こういう使い方するよなぁ。
そりゃ、そうだわなぁ。
私ごとき競馬の門外漢が、あーこー言う必要なんてないよなぁ。
トウカイテイオー、って、さ。
それくらい。
誰だって知ってるくらい、
こんな、私でさえ知ってるくらい、
『悲劇の名馬』なんだぜ?
それを、ただ、
明るいだけがとりえというキャラ、とか、
そんじょそこらの名馬といっしょにされて
たまるもんですかッ!
メジロマックイーンさん、
いいえ、私は、知っているんです。
あなたとテイオーの闘いは、ただ一度。
それを制したのは、あなた。
でもね。
でも。
私は今この『ウマムスメ』ってアニメをみて、
ようやくわかったのですよ?
キタさんなんとかとかどーでもよくて。
私にとってのリアルじゃないから。
マックイーンさん、
あなたは、けっこー、リアルでした。
でも、
だから、
言えるんです。
あのころ、あのとき、あのしゅんかん、
マックイーンさん?
あなたより、
テイオーさんのほうが、
明らかに輝いていたという、
あー、あー、ただのファン心理ですよ。
でも。
私の中では、そうなんです!
で、おもしろいのが、ね?
やっぱ、二期だけど『ウマムスメ』って、
やっぱ、トウカイテイオーが《主役》張ってんじゃん!
嬉しい!