※「登場人物補完」
新しいキャラが出てきましたので、新たな補足を含めた紹介を致します。
随分と主要キャラや種族も出てきた事ですし、オリジナル要素や設定も垣間見えて来ましたので、また改めてご紹介いたしましょう。
《ホーリィ(ホランド)・エルメンタリア》
泣く子も黙る『悪業淫女』の渾名を持った今作品のヒロイン……その実態は、揃いの魔剣【フシダラ】【フツツカ】に依って魔力を吸収し、類い希なる魔導の能力を生かして身体強化を用い、死と淫靡を振り撒く問題児。いや見た目は問題女児?
人並み外れたロリボディに強力な魔導強化性能の組み合わせは、軽自動車のフレームにビックブロック(大排気量)のV十二気筒エンジンの組み合わせのようなモノ。跳べば一瞬で肉薄し、魔剣を振るえばバターのように岩や鎧も真っ二つ。
しかしその中身は、帝国の守護神と揶揄される軍精鋭のエルメンタリア家の三男坊だったが、男は魔導が扱えない体質にも関わらず魔力に充ち溢れたせいで或る種の自家中毒を招き、若くして死去を余儀無くされ……たのだが、部分的な転生を果たして女性として復活した。
さばさばとした性格と、伝法な口調と相まった姉御肌気質のお陰で帝国強襲戦艦ローレライ内でも御姉様として慕われている。勿論それ以外のロリータフェチからは「夢の合法ロリ」ポジションとして確固たる名声を獲得し続けているが……本人はおっぱいコンプレックスのせいで結構ジェラシーを抱え込んでいる。実は二十歳過ぎ。
濡れ羽色の艶やかな黒髪と透き通るような白い肌、そして形の整った額から始まり麗しき目鼻立ちと美少女然とした外観を誇るが……胸は無い。揺れない。
【秋の桜子様より寄贈。キャラメーカー《遊び屋ちゃんさん》https://picrew.me/image_maker/43383
】
《堀井・恵利 (若しくはエリ)》
今作品のサブヒロイン。ホーリィをアバターとしてギルティ・レクイエム(十八禁)の世界にやって来た十七才の不登校高校生。成績は悪くなかったがとある理由で夏休みを延長所得中。そろそろ単位がヤバい。
実は自らの姿を投影してホーリィを形成したので、ゲーム中のホーリィと現実の恵利の見た目は瓜二つ。ただし恵利は胸は有る(本人談)。父母と三人暮らし。兄弟姉妹が居ない一人っ子のお陰で実はホーリィの事を姉のように慕っている。父親がネット関連事業の部長らしく、その影響か遺伝か、彼女もフルダイブVRには高い適性を持つ。
在学時の部活動はスポーツチャンバラ(二刀流)だが、才能は有ったが勝負強さに欠けて全国制覇には至らず。そのせいか彼女が主行動時のホーリィでは戦闘描写は無い。決して作者の手抜きではない(言い訳)。非経験。
《アンティカ・ペディア》
吸血種の女性。年齢不詳。純血種の吸血鬼。過去のホーリィに恭順された初めての異種族だったが、序盤は姿を現さなかった。そのせいで命令不服従と見なされて重営倉入りだったが、本人は全く苦痛に感じていなかったらしい。
この世界に於いて、吸血種は魔族の一種に過ぎず、陽光を浴びても平然としていられるし、血を長く吸わなくても衰弱はしない。勿論流れる水でも平気で浴びられるので水着もオッケー♪
ただし、その性格は全く統一性に欠け、団体行動も苦手で当たり前のように軍務時でも姿を消してしまう。要するに困ったチャン。
見た目は金髪ロング、ホーリィと同じ透き通るような白磁の肌だが、瞳は深紅の魔族特有の金光彩で、一目で判る魔性の顕れが特徴的。グラマラスな容姿はホーリィとは対称的だが、彼女に陶酔しているせいか特定の交際相手は無い。何処で手に入れているか不明だが、ホーリィと揃いの赤い被服がお気に入り。破れると戦闘そっちのけでしょげる。
《パルテナ・オリヒロ》
猫人種の女性。戦闘民族の山猫族の族長。山猫族は多産だが女性は稀なる存在で、彼女も沢山の兄弟の中で唯一の女児だった。部族きっての武闘派で抗う者は戦って従えてきた。種族的にそろそろ育児に専念するお年頃の筈だが、子育てはダンナさんに任せっきり。既に子沢山。おっぱいは赤ちゃんの為にあるんやで。
夫のオリヒロから授かった両手持ちの『魂喰い』を愛刀とし、緋色の革鎧に身を包み鷹馬を駆り、傭兵として部族を率いて幾多もの戦場を潜り抜けてきたが、帝国の活躍によって部族の騎兵ごと無職に。
その戦闘スタイルは「居合い抜き」に始まり「滅多斬り」で終わる狂戦士。長い手足と短い胴体を生かし、時には四つ足で疾走して敵に肉薄し、『魂喰い』を抜き放って戦場に血の雨を降らす。実は生まれ持っての【身体加速】を保持し、魔力が続く限り迅速に動き回る事が出来るがホーリィのような視覚的な表現は無い。
言動はホーリィ同様の伝法な口調だが、族長としての責任感からかニャン♪とかは口にしない。ニャンニャン愛好家の皆様には誠に申し訳ないがおっぱいだけで満足してくれ。好きなものはダンナさんのオリヒロ。
《オリヒロ》
自らをそう名乗る普人種。パルテナの夫。彼とパルテナは稲村某の過去作に揃って登場していたのだが、今とは名前は違っていたし、夫婦ではなかった。
名前に似合った和装が基本。端正な顔立ちと短い黒髪にパルテナさんは惚れたらしい。二人で戦う姿は絵になると思いませんか?
徒手空拳ながら達人級の合気道を用いて、接近戦は無敵。猪突猛進なホーリィさんのぶっ飛ばされる姿を一度は描写してみたいが……それはまたいずれ。
山城ではパルテナが産み落とした(猫人種は三ヶ月で乳離れする)子供達の面倒を見る良きベビーシッター。現在の悩みは離乳食にうってつけなサメの肉が手に入らない事。山暮らしは辛いよ……。
《魔導戦術人形(若しくはマギィ・タクテクプッペ)》
某国の兵器。次元門を経由し、呪印で縛り付けた小鬼達を使って敵地へと送り込み、破壊工作を行わせる。体の良い嫌がらせ兵器。何処かの国の風船爆弾と同様の迷惑兵器。
基本的に使い捨てだが、ヒトと同じ食物を経口摂取すれば活動時間を延長出来る。胸の奥に設置された宝玉に魔導を用いて呪印を施し、霊魂を憑依させて動かす原理の為、魔導を使わせる事も可能だが、某国の技術では不可能。この宝玉を破壊すれば魔導人形を止められるが、その際に蓄積された魔力を一瞬で放出して大爆破を引き起こす為、扱いは慎重に……ですよ? ホーリィさん。
戦術人形の他に戦略人形も存在するが、巨大で運用する為には飛空艇か空中戦艦が必要。そちらは動きも緩慢でやはり嫌がらせ程度。某国の思惑は作者にも理解出来ない(おいこら)。
追記が有れば、更新致します。ざっくりですがkisaragi様のリクエストで新しいキャラや登場兵器の解説及び補完を致しました。ではまた本編でお会い致しましょう!
さて、そんな感じですがご満足頂けましたか? ではまた次回!! 本編も宜しく!!