ドラゴン討伐で力尽きました
投稿ペースが……
「なっ、なによこれ!?」
俺達は、おってきた少年を見失ってしまった
それどころか……
「これはいったい!?」
気づいたら俺達はドラゴンの目の前に来ていた
なるほど、誘導されたって訳だ
まぁ、この世界で初の戦闘だし
今の自分の力を知ることが出来る
「勝負だドラゴン!」
とりあえず初めから覚えていた初級魔法
「ファイアボール!」
さて、どんくらい効くかな……って、あれ?
ドラゴンどころか森を吹き飛ばしてしまった
「ちょっとタケル!危ないじゃないの!」
カトレアが起こっている
あっ……これは、アレですわ。
俺TUEEEEが現実になりましたわ
ステータスが異常とは聞いていたがここまでとは……
もう魔王たおせるよね?これ
「しっかしタケル凄いわね!何したの?」
「ファイアボール」
「え?」
カトレアが聞き間違えたのかな?みたいな顔してる
「ほんとに?ファイアボールなのあれ?」
「あ、うん。多分そう」
俺は本当に最強だった
俺達はその後、さっきの村のあったところへもどったのだが……
「何も無い……だと?」
するとカトレアが
「私前に聞いたことあるわ!なんでも強固体なドラゴンは人間に幻術を見せるって」
ということは……
俺はこのクエストの依頼書を見直してみた
「なんてこったい!」
報酬しか見ていなかったが、このドラゴン、かなりの強固体らしい
後日、ある人から聞いたんだけど、俺が倒したドラゴンは、上級冒険者10人いてやっと倒せるような相手らしい
この話は瞬く間にギルド内、街内へと広まっていった
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「タケルさん、あなた、一体何者なんです?」
俺はララーヤに呼ばれ、王城へと来ていた
「ははっ……もう何にも負ける気がしませんよ……」
正直、嬉しくなかった
だってこんな強かったらこれからの冒険もうワクワクできねぇーよ!
「ま、まぁあのドラゴンは国が指定していたS級指定モンスターですので、国から報酬が……」
S級指定モンスターとは、国が危険と判断し、優先的に討伐して欲しいと指定しているモンスターである。
つまり、1人で(まぁ、カトレアもいたけど)国を救ってしまったわけだ
通りでギルドのクエスト掲示板に莫大な報酬なのに余ってた訳だ
「150億円出ております」
えぇぇぇ?マジかよすげぇ!いきなり金持ちだよ!
しかし、俺は早くも国の救世主扱いされるようになった。
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