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整理番号376番  作者: 青鳥 芳春
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機械暦608年 5月10日〜5月14日

SF感を出すのが難しいです。

自分の勉強不足ですね。のんびりじっくりと書いていきます。

 5月10日

 ようやく目的地であるアユスティム国に入った。あらかじめ調べていた通り、建物は高いし人も多い。でも自然は多いようだ。入国ゲートに軍人が多いのは気になるけど、今は戦争中だ。意識すると余計に怪しまれてしまう。気を付けよう。

 まずは出国前に購入しておいたアパートに行かないと。仕事はそれからだ。この大量の荷物を置いてもう今日は寝てしまいたい。一日中列車の中にいたから体中がガタガタだ。今の私には休息が必要みたい。

 入国審査を終えてから1時間後に、なんとかアパートに到着した。働き先ももう決まっているから、今日はもう作業はいいだろう。まだ片付いてないけれど、明日やろう。眠いから寝る。


 5月11日

 朝起きてから午前中はずっと荷物の整理をした。衣類や生活用品だけじゃなくて仕事道具もあるから大変だ。

 とにかく、明日からもう仕事を始めなければいけない。今日も早めに休もう。本当はすぐにでも故郷に帰りたいが、仕事をしないと生活できないのだから仕方ない。次の休みにはこの辺りを散策してみよう。何か発見があるかもしれないし、気分転換になるだろう。

 職場はどの辺にあるんだろうか。地図を見ておかないといけない。やる事が多いな。外からサイレンが聞こえる。やはり戦争中はどこの国でも落ち着かないな。


 5月12日

 なんとか寝坊せずに起きることができた。職場は徒歩で行ける場所にあって助かった。まあこんな時に女性を雇う会社は大体兵器工場だ。自分が兵器を作っていると考えるとひどく不安になる。作業服を持ってきてよかった。こんなに汚れるとは思ってなかったけど。

 工場長は優しい男の人だ。今男の人はほとんどが戦争に行っているけど、工場長はケガの後遺症で除隊させられたらしい。覇気は無いが優しい人。戦争中に明るい人などそんなにいないのだから変ではない。あまりうるさく言われない方がこちらとしては楽なのだから、むしろ助かる。同僚もみんな女の人だからやりやすい。続けられるかも。

 とにかく今日はもう寝よう。明日も早い。


 5月13日

 今日の作業は昨日とほとんど同じだ。違うのは昼食が出たことだけ。他の作業員に聞くと、昼に食事が出るのは初めてのことらしい。同僚達は何か意図があるんじゃないかと不思議がっていたが、私としてはありがたい。おかげで仕事もはかどった。工場長に褒められた。評価が高ければ報酬も増えるかもしれない。あまりこういうことは考えない方がいいと言われるが、働いているとどうしても考えてしまう。

 変わった出来事はそれだけではない。空を十数機の戦闘機が飛んでいた。工場の音もうるさいが、戦闘機もうるさい。幸い、戦場は遠い所のようだ。故郷の様子も気になる。大丈夫だとは思うが、念のため連絡してみようかな。しかしこの戦争はいつ終わるんだろ。


 5月14日

 朝からサイレンが鳴っている。いつもより1時間早く起きてしまった。それでも工場はいつも通りだ。休みにしてもいいのに。

 しかし、ここに来てまだ1週間と経たないのに戦争をとても身近に感じる。作業中も、最新の戦車が次々と空輸されていく。あれにもここで作った弾丸が使われていると工場長が教えてくれた。工場長はなぜここで働いているんだろうか。いつか尋ねたい。

 とにかく、戦況が動いているのは確かだ。あとでニュースを見てみよう。最近、工場長も忙しそうにしている。何かあったのかな。今の戦況と関係あるのだろうか。同僚に話を聞いてみたが、やはりあんなに忙しそうに働いているのは初めてのようだ。どうも私が来てから色々起きている。関係ないといいけど。もう今日は寝よう。考えるのは苦手。

この書き方だと読みづらいかもしれませんが、あまりにも分かりにくいようでしたら変えようと思います。

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