第1話 『怪盗参上！！』
怪盗イタッチ大作戦！！
著者:ピラフドリア
第1話
『怪盗参上！！』
──動物の世界──
大昔、人類は文明を築き、多くの文化を発達させた。
しかし、その人類は数を減らしていった。
そして今は動物達が人類の代わりに世界の中心にいる。
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「じゃあ、授業はこの辺で終わるよ〜。しっかり宿題をやるように！！」
二足歩行の豚がスーツを着ながらそんなことを言う。手にはチョークを持ち、生徒達を見渡す。
「はーい！！」
ウサギやニワトリ、多くの動物の子供達が元気よく返事をした。
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「ここが俺の故郷か……懐かしいぜ」
赤いマントをしたイタチが、ボートの上から島を見ながらそんなことを言った。
彼の名はイタッチ。
イタチの姿をした大泥棒である。
世界各地を飛び回り、多くのお宝を手に入れてきた。今日もあるお宝の情報を聞きつけてこの島にやってきたのだ。
「待ってろよ。イチゴの絵画。俺が絶対に手に入れてやる」
イタッチがやってきたのは、動物達の住む島ハウラ。この島には人間は少なく、動物の楽園であると言われている。
イタッチは島に着くと、岩山の人目のつかない場所にボートを着ける。そして島へと上陸した。
狙うお宝はイチゴの絵画。
大画家マンモンスーが描いたとされる絵画であり、その値は百万ケイトだと言われている。
イタッチは折り紙を手にする。そしてその折り紙でニワトリの顔を作ると、顔にはめた。
その折り紙で作られた顔は折り紙とは思えないほどリアルであり、前身に折り紙を付けるとイタッチの見た目はニワトリのになってしまった。
「変装完了」
イタッチは数々の盗みを行なってきたことで、全国で指名手配されている。
通常の状態で出歩けば、すぐに警察に捕まってしまう。ならば、変装をしてまずはお宝の在りかの偵察をしに行く。
イタッチはニワトリの姿で、島にある大きな美術館。ハウラ大美術館へと向かう。
すでにお宝を盗むという予告状を出しているため、盗まれる前に一眼見ようと多くの人々が美術館にやってきていた。
これなら簡単に偵察ができる。それに盗み出すことも……。
しかし、予告状を出したからには、予告状通りに盗みたい。
イタッチは今夜の夜に盗むと予告した。だから、ここで盗むわけにはいかない。
イタッチは美術館を一回りした後、ニヤリと笑いながら美術館を出た。
そして適当や宿を借りて、夜になるのを待つ。
「これなら簡単に盗めるぜ！！」
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この話は動物達が人間みたいに動く話で小説で書くのは難しい話でした。
でも書きたかった。
内容が伝わらないなどあるかもしれないですが、お許しください。申し訳ないです。
