表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
防衛空母いずも  作者: へべれけ
それからとこれから
76/84

台山原発の考察10

7.台山原発の致命的問題点



台山原発の抱える致命的問題点は色々とあるのですが

大きな処を3つばかり挙げてみたいと思います




1.建屋が中国製


いや

冗談やネタではなくガチで致命的な問題なのですよ

コレが



前のエッセイで5重の壁の話をしましたが

台山原発の場合、そのうち


4.原子炉格納容器と

5.原子炉建屋が




「「「「「中国製」」」」」




って事です




致命的でしょ?




まぁ

原子炉建屋は良いとして(全然良くない)

特にヤバいのが"原子炉格納容器"です




原子炉格納容器は、圧力容器に穴が空いた際に放射性物質が外部に漏れない様にするだけでなく

メルトダウンした核燃料を保持し冷却し続ける役目もあるのです



そしてソレが"中国製"とー



さらにヤバいのが

原子炉格納容器はプレストレストコンクリートという特殊な工法で施行されているという事です


前のエッセイでもサラッと書きましたが

この原子炉の格納容器は"圧力容器"として設計されているのですが

その構造材が




コンクリート




なのです


ご存知の様にコンクリートは圧縮には高い耐性を持つのですが

引っ張りには脆弱なので、この欠点を補う為に引っ張りを受け持つ鉄筋を内部に埋め込んだモノが所謂鉄筋コンクリートです


しかし、通常の鉄筋コンクリートは力が縦方向に対して働く場合には有効なのですが

横方向に力が掛かる場合にはあまり有効では無いのです


ビル等を設計する場合、この点を考慮して力が縦方向に掛かる様に設計するのですが

原子炉格納容器は圧力容器であり、その力は中心から放射状に掛かる為に通常の鉄筋コンクリートでは対応出来ずコンクリートが崩壊してしまうのです


そこで出て来るのが




プレストレストコンクリート工法




です


本来この工法は、梁の中に内蔵した高強度の鋼線を油圧ジャッキで緊張することによりコンクリートに圧縮応力を加え、これにより躯体自重や積載荷重による曲げ応力でコンクリートに生じる引張応力度を相殺して引張応力度が生じないコンクリート断面を形成します


EPRの原子炉格納容器の場合は通常の鉄筋に加えて

網目状に交差させた鉄線をコンクリートの中に埋め込み

この鉄線の網でコンクリート構造全体を締め上げて内圧に対抗させるというものなのですが


その特殊な構造が示す通り、コンクリートの配合やバイブレーション強度、養生期間の調整等

通常の鉄筋コンクリートよりも厳格な品質管理が求められ、日本ではプレストレストコンクリート技師と言う専門の資格まで有り、その施工の特殊性が伺えます


ましてや物が




"原子炉の格納容器"




なワケですよ


シャブコンなんて以ての外

オカラ工事なんてヤラカシた日には内圧がどうこう以前に自身の与圧で逝きかねない


そんな重要部材が




"中国製"




と…




まあ

中には



「いくら中国でも原発なんだから、手抜きなんてしないでしょ」



と思う方もいらっしゃるかと思いますが



今から10年ほど前、大亜湾"原発"の建設過程での手抜き工事が話題になった事があるのです

太さが規格に満たない鉄骨を使用し"材料費を浮かせようとしていた"のです

鉄骨はすぐに換えられ、その後は手抜きもなくなったとされていますが…

その後の情報が出て来ないんですよねぇ


"全く"




ちなみに

台山原発の1号機と2号機はEPRとしては3号機と4号機にあたるのですが、台山原発よりも早くに着工した1号機と2号機は諸問題により未だに完成すらしていないそうですよ?


そして

1号機と2号機よりも遅く着工した台山原発の2機は




"異例の速さで完成"




"EPRとしては世界初"の運転を開始したそうです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ