5-1-1中国のそれから
とりあえず前回で半島のお話は一区切り
半島情勢が本格的に動き始めるのは9月の償還期限後の10月以降になると思いますので、その前に日本にとって現状に置ける最大の脅威である中国に付いてまとめておきたいと思います
現在、多くの人が米中の対立はトランプ大統領就任後に発生したと思っている様ですが、私はそうは思いません
私の考えでは、アメリカの対中政策の変換はオバマ元大統領の任期中に既に始まっていたと思います
実際、広島を訪れたのはオバマ元大統領ですし、安倍首相が真珠湾を訪れたのもオバマ元大統領の任期中です
当時、某ミリ板でこの一連の流れが話題になった時に「コリャWW3来るでw」と言っていた人がいました
あの頃の私は「ねーよw」とか言って皆で笑っていましたが、今にして思えばやはりアレが分岐点だった様です
では、それまでパンダハガーが大勢を占めていたアメリカが、どうして対中に舵を切ったのでしょう?
その切っ掛けは、このエッセイの始めの頃にも書いた
"中国の太平洋分割宣言"
に有ると思います
最初はアメリカも中国の言うこの話を信じてはいなかったのでは無いかと思う節もあるのですが、この前後に中国が行った米国債への干渉がアメリカの逆鱗に触れたのではないかと思われるのです
この頃の中国はイケイケで米国債の保有量も順調に伸びていた頃ですし、この勢いのまま一気に世界の主導権を握りに行けると錯覚したとしてもおかしくはないでしょう
実際、その直ぐ後には一帯一路構想でアジアを始め欧州迄巻き込んだ戦略を展開しており、流石のアメリカも単独ではヤバイ状況で有ったと思われます
そこでアメリカが目を付けたのが日本ではないかと思われるのです
日本は全世界的に見ても極めて親米で有ると同時に、世界有数の経済大国です
更に当時世界最大の米国債の保有国でもあります
処で、IMFが出している世界各国のGDPを見ると面白い事が判ります
名目上のGDPですが、大体2%以上の国だけ抜き出すとその数は10程度
そしてこの10ヶ国程で全GDPの7割近くを占めているのです
細かな部分では多少変動はあるものの、中国という例外を除けばこの傾向は20世紀後半から三十数年近く変わっていません
国別に見た場合ずっとアメリカがtopを爆走しており、日本は09迄は2位でしたが2010年に中国に抜かれ、その後は現在までずっと3位をキープしています
特に中国は10年以降の伸びが大きく、中国の"太平洋の半分"発言が初めて話題になったのが12年くらいな事を考えると、本気でそんな事考えていたんだなって感慨深くなりますわ
まぁ今でも言い続けているんですけどね?
で、コレのどこが面白いかと言うと
全体の割合で見た場合、日本とアメリカのGDPを足すと全GDPの約1/3になるんですよ
そしてこの傾向はここ10年程変わっていません
最近では、中国のGDPの伸びがすごくて、日本と中国のGDPを足すとアメリカのGDPと同じくらいになるんですがこれは偶然なんですかね?
あくまで名目上なので、中国の言い分を鵜呑みにすればって話なんですが、少なくとも日本とアメリカの名目GDPと実質GDPの乖離はそれほど多くはないでしょう
え?
話が判りにくい?
えー、ツッコミ覚悟でかなり乱暴に言うと
日本とアメリカの2ヶ国で全GDPの1/3を占めています
中国を含む8ヶ国で全GDPの1/3を占めています
残り186ヶ国で全GDPの1/3を占めています
この状態で日米が手を組むと中国的には最低でも4位以下7ヶ国をまとめ挙げないと経済的に太刀打ち出来んのですよ
しかもその中にはインドやイギリス等が入っている
一方、この上位10ヶ国以外は雑魚過ぎて数集めても余り役には立たないと
この状況をアメリカから見れば地政学的、経済的にも取り敢えず日本を囲っときゃ中国に負ける事は無いだろうと
逆に言えば、もし日本と中国が組むとどっちに転ぶか判らなくなる
なので先ずは日本の取り込みに走ったと言うのは考え過ぎですかね?
そう言えばトランプ大統領は"就任前"に安倍首相と会談しましたよね
これは極めて異例な事で大きなニュースになりました
なんかね
スムース過ぎる様に思うんですよね
いろんなことが
まぁ、全て私の妄想なんですけどね?
では次回はこの続き
中国のこれから
について予想してみたいと思います




