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クリエーター  作者: 如月灰色
《第四章 人の業》
78/121

登場人物紹介《キュートス国王家編》

ちわ。本当は軍部と一緒にする予定でしたが、字数が眠気に勝てずに…orzでも、こうやってカテゴライズした方が読みやすいですよね?…そうだと言ってよバーニィ。

《キュートス国》

 半マテリアル界における大陸(名称不詳)の、中央に横断するガラリオン山脈から南側…セラス地方の最も勢力のある国。主な構成種族はエルフ。現国王はキート=ベイン三世。王国とは言っても即位は世襲ではなく、次の世代で一番影響力がある者が次期国王に選ばれる。しかし、現国王の家系が今の所最も長く支持されているため、幼い世代は知らない者も多い。ちなみに『キート』の姓はその時代の国王家が受ける。小高い丘の上にキュートス城、その傍らにセラス地方最大の軍事力を持つ『護国騎士団』の軍部施設が建っている。さらに眼下には城下町が広がり、この国の繁栄を象徴している。国土は広く、国をぐるりと囲む城門付近には晶によってもたらされた農業技術による農耕地が、未発達ながら存在する。

 北にドワーフの集落バリアス、北東に(旧)緑竜の森、北西にに迷いの森、南西にグレン、ココが育った火の部族の村、南に実りの森が隣接している。晶が世界をを渡る時は、大抵実りの森付近にゲートが出現する。温暖気候で、日本によく似た四季がある。

 国名が類似しているが、国と地獄の最下層の嘆きの川は特に関連性はない。



・キート=ベイン三世

『属性』雷

『所属』キュートス国王家

『役職』キュートス国王

『種族』エルフ


 現キュートス国の国王で、『騎士王』の異名を持つ。本編には未登場だが、護国騎士団の地位を内外に知らしめた歴戦の勇者でもある。その頃は兄、マドラの影響もあり大変なかぶき者で豪胆な性格をしていたが、長男アレンとセリーヌ、ディーン、リーナスの三人の娘が生まれてからはその鳴りを潜めている。しかし今でもその存在感とカリスマ性は顕在であり、普段はだらしないところばかり見せているにも関らずが臣下が離れたり謀反が起きない所以であったりする。また、ゲートが繋がった際にマテリアルと半マテリアル界との橋渡し的役目も果たしており、それは今でも現在進行形である。突如娘のリーナスが連れて来た、国宝の指環を嵌めた晶の人間性を一目で見抜き、異世界人にも関らず国に受け入れる、友人と呼び器の大きさもある。

 恐妻家なところもあるが、夫婦仲、家族仲は良好であり、末女のエリーの事を猫可愛がり一緒にハメを外すくらいの親馬鹿。一度懐に入れてしまえば地位や種族など関係なくフランクになってしまい、よく妻のシャロン王妃にたしなめられている。一度ダービーとY談で盛り上がっている所、シャロンに見つかりフルボッコにされたことも。ちなみにその時のネタは晶の姉妹であった。

 年齢は百十歳前後で、人間の二~三倍の寿命と言われるエルフではかなり若い国王である。

 容姿は厚く引き締まった体躯に、若干青みがかった白髪の短髪のオールバック。前髪は立ち気味。口髭と少し伸ばした顎鬚。目力があり、黙っていれば渋くてダンディーなオジサマ。




・キート=シャロン

『属性』火

『所属』キュートス国王家

『役職』南西の村~キュートス国王妃

『種族』エルフ


 キュートス国の王妃で、普段は晶をして完全無比と言わしめる賢后。しかし一旦気が緩むと口調から思考回路まで全ておっとりのんびりした天然キャラに変化する。それはもう、パンがないならお菓子をryを地で言いそうなくらい天然になる。

 ベイン国王とは、まだ騎士王として現役でやんちゃしていた頃の国王が付近で深手を負い、それを匿ったことから。ベインがその器量を見初め、拉致同然で連れ立ったという話もあるが、本人は自分の意思で嫁いだと明言している。実はグレン、ココと同じ火の部族の出だったりする。あまり社交的ではないココがエリーと仲が良かったのは、同郷の娘というシャロンの計らいがあるのかもしれない。

 容姿は、背中まで伸ばした銀髪に、白のドレス。いつも柔和な笑顔を浮かべている。年齢は百歳前後。



・キート=アルト=レントン(アレン)

『属性』火

『所属』キュートス国王家・護国騎士団

『役職』キュートス国第一王子・後衛騎士団第一部隊長

『種族』エルフ


 影が薄い第一王子。普段はニコニコしているが、いったんネガティブスイッチが入ると結構深くまでダイビングする。底が知れない晶に憧れに似た恐れを感じているが、晶が酷く落ちたときは気遣う心配りが出来る一面も。酒耐性は、下戸なエルフ族の中でも更に弱い部類。

 第一王子ということで火属性にも関らず後衛に回っているが、才覚は平凡にも関らず努力で部隊長に上り詰めた。あれ?最初の方に既に部隊長みたいな描写があったような…アレは(仮)、もしくは見習いってことで…。ちなみに武器はアダマンタイト止まりのままらしい。どれでも充分上等な素材なんだけどね…。属性は母親譲り。

 容姿は金髪の短髪で、普段着でも礼装を好む。年齢は六十歳手前。



・キート=セレナ=ライトネス(セリーヌ)

『属性』雷

『所属』キュートス国王家

『役職』キュートス国第一王女

『種族』エルフ


 慈母星の宿命を負っているような慈愛に満ちた第一王女。性格、容姿ともに母親譲りで微笑を絶やさず、いつもエリーの世話を焼いている。しかし最近エリーがしっかりしてきていることに、安心と一抹の寂しさを感じている。晶とエリーのハプニングの第一発見者になることが多く、そういったことからか晶とエリーのことをいつも気にかけている。雰囲気に似合わず実は俗っぽいことにも理解があり、内心でエリーに押し倒せばいいのにと不満を思ったり、晶とエリーの事後の朝には、晶がエリーを『食べた』と表現していることから、恐らく昼ドラとか好きそうなタイプ。耳年増。

 一人で城下に下ることも多く、その際はカレンの食堂で読書をしている。遠縁の親戚筋に許婚がいるが、本人は満更でもない様子。

 容姿は背中まで伸ばした長い金髪に、金や銀系のドレスが多い。顔も母親似で、柔和な印象で、兄のアレンも同じ系統を受け継いでいる。年齢は五十歳前後。



・キート=デイライト=ナルティック(ディーン)

『属性』氷

『所属』キュートス国王家

『役職』キュートス国第二王女

『種族』エルフ


 ひきこ…学者体質の第二王女で、他の家族と比べてやや温度が冷たい印象を持つ。博識で本の虫。ぶっきらぼうな男言葉を使うが、本人はそれでどうという意識はない。公務は果たすが、基本的に目立つことや人前に出ることは嫌い。外出も滅多にしないが、兄妹姉妹とカレンの食堂に向かう時は何を言わずとも着いていく。ツンデレという噂もあるが、証拠不十分の為現在は否定的な意見が多い。兄妹姉妹の中で唯一氷属性の持ち主だが、別に複雑な家族背景があるわけでもなく、ただの遺伝の変異的なものらしく本人も自らを研究対象にできると歓迎している。

 口数少なく、滅多に笑うことはない。しかし感情に乏しいというわけではなく、王女としてのあるべき姿…特に品格に関して偏執した考えを持っており、感情を露にすることを恥ずべき行為として律している為。しかし内心は感情表現を惜しまないエリーのことを、羨ましがっている。多くの矛盾や葛藤などパラドックスを持っているが、それが人間(ホモ=サピエンス)に最も近い思考をしていると本人及び周囲の人は気づいていない。

 容姿はショートカットの銀髪で、暗色系のドレスを好む。年齢は四十歳前後。



・マリオン(大臣)

『所属』魔法監督省

『役職』魔法監督大臣

『種族』エルフ


 言動が誤解をうみ易い為なかなか正当な評価をしてもらえない可哀想なジジイ。国王とは、公務を越えた信頼関係があり、側近としてほとんどの時間を城内で過ごしている。晶のこの世界のことや、魔法というものの概念を教えた人物。ドMで男色家の疑いがある(晶の推測のみ)。

 容姿は背の低く、ルックスはスター・○ォーズのヨー○に近い。年齢は二百歳前後。

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