表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

14/21

14.肩身が狭い…!

「ノア様! お待たせいたしました!」

「全然待ってないですよ」


爽やかに微笑むノア様は今日も美しいです!

風に靡く銀髪はキラキラと輝き、ジェイブルーの瞳が長いまつ毛に囲まれ、瞳の色と同じ青色の服を纏っている彼は、もはや人間を辞めているのではないでしょうか?


精霊は全員美しい容姿を持っていて、五大精霊であるレイはその中でも最上位の美しさを持っているけれど、今もレイの隣に並んで全く引けを取っていない…!

─────こんな人間は他にいるのかしら?


「ルーナは今日も美しいですね。ルーナの色に、ライラックの色のドレスはよく似合っていますよ」

「ありがとうございます! お褒めいただき光栄ですわ。ノア様こそ、瞳の色を纏ってとても美しいです」

「ルーナにそう言われると嬉しいですね」


うわー見事な王子様スマイル!

私みたいな顔より性格大事よね令嬢じゃなかったら、3秒で恋に落とせるんだろうなぁ


「王子様もルーナも、俺らがいる前でイチャイチャしないでよ〜」

「まったくその通りですわ。今回ばかりは、レイ様に同意しますわよ」

「ノア様にもついに春が……!」


うん。今日のお出かけ、メンバーが豪華すぎるんですよね。主に顔面。

ここに私を放り込むと……?


ノア様にジェイクさん。レイにロゼッタ様。

────ロゼッタ様って、滅多に顔を見られないものすごーくレアな上位精霊様じゃなかったっけ?

2日連続で会っているどころか、一緒にお出かけしちゃうんだけど


「ロゼッタ様。今日はブルーメ山脈にいなくて大丈夫なのですか?」

「問題ありませんわルーナ様。それと、皆様も私のことはロゼッタと呼び捨てにしていただいて構いません」

「わ、わかったわ、ロゼッタ。私のことも、ルーナと呼び捨てで構わないわよ」


年中ブルーメ山脈にこもっていると聞いたから、離れてはダメなのかと思っていたけど、そう言うわけではないのね。

私たちのせいで無理させてしまったかと思ったのだけど、なんか仲良くなったわ!


「では、私のこともノアとお呼びください。ロゼッタ」

「私もジェイクと」


ロゼッタに呼び捨てを許されたからと、ノア様とジェイクさんも続く。

ジェイクさんはともかく、ノア様を呼び捨てになんてしたら、その辺の令嬢から攻撃魔法が飛んできそうで怖いのよね〜

まあ、ロゼッタなら難なく回避しそうではある。

────ちなみに私も、無傷で対処できる自信があったりもする。


「じゃあ俺もレイって─────」

「レイ様を呼び捨てになんて、恐れ多くてできませんわ」


おお! 見事なにっこり

レイは五大精霊なんて地位を持ってても、いじられる存在なんだなぁ──と、深く納得いたしました!


「ノア様。今日はどちらに向かうのですか?」

「そういえばまだ伝えていなかったですね。今日は王城に戻りつつ、街を見に行こうと思っています」

「なるほど〜 もう王城に戻ってしまって大丈夫なのですか?」

「はい。魅了のバラの魔素については、レイ様が調べてくださるそうなので。申し訳ないとは思いますが、色の細かい違いがわかるレイ様の方が適任ということで」


おお!

褒められたからか、レイが『ふんすっ』と腰に両手を当てて笑った。

せっかくの可愛い顔を持っているのに、5歳児にしか見えないわね〜

────こんなこと言ったら『俺が何歳かわかってんの? 俺も詳しくは知らないけど、億は超えてるかもね!』と笑われるだろうから、絶対に言わない。


「ロゼッタが付いてきているのは……?」

「王城が気になったらしいです。いざとなったら転移魔法を使うから大丈夫と」


確かここ8年間くらいは人の前に姿を現しもしないうえ、数百年間はブルーメ山脈から出てきていないのではなかったかしら?

精霊って本当に気まぐれなのね!





* * *





「ここが王都ですか…!」


初めて(……だと思う)景色に目を輝かせるロゼッタを微笑ましく思いながら、私たちは王都を歩く。

全員平民に合わせた装いをしてはいるけれど、とてつもなく目立った団体ですよ。御一行様ですよ。

どっからどーみても、お貴族様ですよ。


「王子様。なんか思ったよりも目立ってるけど大丈夫?」

「そうですか? 私とジェイクで歩く時よりは、視線がマシなような気がしますが……」

「この量の視線で!?」


珍しいレイが驚いている。

そりゃそうだ。すれ違うたびに振り向かれるのだから。

店主の方が、わざわざ店内から出てきてお辞儀をしていくのだから。


「ですが、なぜ私とノア様の時よりも視線が少ないのでしょうか……?」


ジェイクさん。それは、ノア様とジェイクさんのオーラがすごいからですよ。

そして今視線が減っているのは、そこに五大精霊の一柱と、数百年ぶりに街に出てきた上位精霊なんていう、オーラの塊が加わったせいで、顔を見ることも恐ろしいと思われているからですよ。


─────肩身が狭い……!

私も特別美人なわけじゃないけれど、決して悪いわけではないと思っているの。

でも、この4人の中だと、虫程度にしか見えないんじゃないかしら?

いや、もはや存在が空気……?


美しすぎる婚約者様と友人を持つというのは、大変ですね〜

お久しぶりです♪

ここ最近はもう一つの連載中の作品に没頭してしまって、投稿が遅くなって申し訳ないですm(__)m

せっかくなので宣伝を! 

世々原が現在連載中の「歴代最悪の魔女とか言われてますが、そもそも私は魔法が使えませんよ?」が、まもなく一区切りつくところです!

よかったら見に行ってやってください!


そして、一区切りつきそうなので、こちらの作品も定期的に投稿できるようになる予定です!

続きをお楽しみに!!!(((o(*゜▽゜*)o)))♡

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ