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第3節 洗脳解除

俺の意識が遠のいていく。だめだ抗えない。奴は女神の加護を排除していた。こんなところで終わるのか?魔神化してこの世界を滅ぼしてしまうのか?嫌だ!絶対そんなの嫌だ!!


その時であった。声がした。誰だ?俺に話しかけるのは?


「エルニクス!気をしっかり持つのです!あなたに宿る英霊剣の真の力を開放するのです!」


英霊剣?そんなのあったな?でも暖かい声だ俺が転生する前の女神様の声だ。


「さぁ今こそ英霊剣の封印を解きましょう。今のあなたなら使いこなせます。」


そのときであった。意識が遠のいていく中で俺は意識をとりもどしたのであった。


「なぜだ?!なぜ魔神化しない?!」


「モリスやってくれたな。俺の意識を乗っ取ろうとしたのは失敗だ。英霊剣の真の力に目覚めたからだ。」


「英霊剣?あの邪魔くさい剣のことですか。まさか英霊剣を通して女神の加護を取り戻したということなのですね?」


「ああ。どうやらそのとおりらしい。これで俺の意識を乗っ取ることはできないぞ!」


「誤算でした。まさか英霊剣にそんな力があったとは。」


「英霊剣はその名の通り多くの英霊の力を束ねた剣だ。そんな洗脳ぐらいじゃこの力を抑えることはできない!」


俺はモリスに剣を向けた。しかし、モリスは兄を盾にして俺の攻撃を封じたのであった。


「さぁどうしますか陛下?この世界の実の兄を手にかけるつもりですか?」


「おまえどこまで腐ってるんだ!」


「腐っているといわれても結構!あなたに苦渋をなめさせられるのであれば私にはそれが蜜の味になるのです!」


俺は英霊剣をかざした。そうすると兄は光を浴び、正気に戻った。


「な!なんだここは?!俺はいったいなぜここにいるんだ?!」


「兄貴!よかった正気にもどったんだね!」


「エルニクスどうしておまえここにいるんだ!」


「っち!つかえない人形が!」


そういうとモリスは兄に向って魔法を放ったのであった。しかし、英霊剣の洗脳解除化にあった兄には英霊剣の魔力があつまり結界を張ったのであった。


俺はまさか英霊剣の意思で兄を守るとは思わなかったのであった。


「さぁモリスこれでお前のたくらみは全部破綻したぞ。どうする?」


「陛下何を勘違いしてるのです?私にはまだこの研究で膨大な魔力を得たのです。あなたの想像するはるか上をいっていますよ。」


「モリス・・・おまえいくら魔力をあげたとして俺には勝てない。」


「なぜですか?今の私はあなたより魔力がまさっています。実際にエーテル魔法を上書きできるくらいの力はもってますよ。」


「そうかわからないか。ならかかってくるんだな。きっと答えが見つかるはずだ。」


「いわれずともそうしますよ。では参りましょう。あなたを地べたに這いつくばらせて床をなめさせて差し上げましょう。」


俺は英霊剣を構えた。モリスも魔力を限界までひきあげていたのであった。

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