平和な日常➕バトルもの=壊れる
勇者勇者魔法使い狩人 中々いいパーティーだな
死凍山までの道のりは長いが中継地はかなりありそこまでの危険性はない
なぜなら死凍山は多くの冒険者が集まり金が稼げる場所であり、商人がそこに至るまでの道を整備したからである
なぜそんな所にいるのか疑問に思うかも知れないがそこは吸血鬼が支配する国で多くの魔族が住んでいて人間もいるらしい
「過去何度か英雄や勇者が討伐に行ったが魅了されたか死んでいるかのどちらからしいの」
「それで、なんで攻めて来ないんだ?」
「ナカバそれは占領しても旨味が少ないからよ吸血鬼って暑いのが苦手って聞いたことあるから」
面白いよなこういう現代とはまた違う弱点があるというのは ゲームなら良かったよ 本当に
「ふーん、なら十字架や太陽光、銀、ニンニクとかはどうなんだ?」
「銀以外聞いたことないわねというかニンニクなんて効くわけないでしょ」
「私は銀が効くと聞いたことあるけれど信憑性に欠けるわ」銀魔法的なのないかな?
「銀武器は脆いから使い方難しいんだよな~、サナミちゃん銀魔法とかない?」
「無いわよあったらとっくに討伐されてるわ」
「止め用に幾つか持っていくか」
「おっ持っているのかルーン文字とか付与されてるやつか?」
格好いいよな怪物退治の専門家みたいなのあれば
「ナイフが数本だそんなもんあるわけないだろ」
「この王都でも見たことないからな~なんか魔法以外あっちと変わらないな」すごいわかる
「なあこの国で用意してくれないのか?」
「無料よそんなもの 国宝級で王以外持ち歩けないわよ」まさかあれか道理でヤバいわけだ
「魔王討伐に行く勇者に必要最低限の物しか用意出来ないと言われたでしょ」
なんでも戦争による緊張感か高まり他国どうしが睨みあい必要戦力である英雄は魔王討伐に参加させられないとあの王に言われた
だが実際は必要に応じて大量のお金を払っているみたいな印象も感じた。実際この国は三人の英雄がいるが一人凄まじいほど強く残虐な英雄のいる国がある2つの国を滅ぼし、俺が狩人に成った原因でもある 恨んでなんかいないむしろ感謝している俺はああ成れない そう痛感させられたから
人間だがあれが魔王でもおかしくはない もしそうなら俺はこの依頼を放棄して逃げようとするだろう 仲間を見捨てでも
「本当に最低限だな、まあ馬車あるだけましか結構立派だし馬もいいしな」
荷物を馬車に載せる これから魔王討伐に行くにわ不安しかないがしょうがない
嫌だな~会社に行くに位 嫌だ鬱だ休みたい
「それでは魔王討伐出発!!」「出発!!」
元気いいなお前らは
蜘蛛、吸血鬼とくれば次はたぶん人狼だよ頑張って