平和な日常➕バトルもの=壊れる
小説家って凄いと思う今日この頃
「俺は中羽 賢 ナカバって呼んでくれ」
「私はサナミ・タシア・フォードよろしくね」
「ラナ・ルミナーよろしくお願いいたします」
「佐藤 匠だ よろしく」どうしてこうなった
魔王討伐達成の為集められた奴はなにしてんだよ
「なあタクミあんた転生者だろ?」
「同じ日本人みたいだな、初めて合う」
「結構長いのか?俺はまだ半年位だけど」
「俺の場合赤ん坊の頃からだから21かな?」
「なるほど じゃあやっぱ強いのか?」
「いや弱い レベル低いしな」
「何の話かさっぱりなんたけど」
「まあ、色々あったんだ」二人が首を傾げる
うんまあ、わからんよな
「そんな訳で魔王討伐なんだが、タクミはどこに魔王がいるのか分かっているのか?」
「いや、知らないというか最近知った」
「うーむ世界地図でもあればなんとなくわかるだけどな~」ゲームだと大体禍々しい所だよな
「やっぱり情報て大事だな こうなると怪しい所を潰して行くしかないか」
リアルで世界をあっちこっち行くの嫌だなあ
良いところで俺はここに残る、だからお前たちは魔王討伐頑張ってくれ的な感じで戦線離脱できないかな~
「だとすると北の死凍山ね 一番怪しいし」
サナミちゃんが言う場所はここから遠く離れたダンジョンだ かなりの冒険者達が挑んで死んでいる場所なのだがそこから財宝や素材を持ち帰った者は英雄や人の枠を外れた存在に成れる場所でもある
「レベルアップの為にもそこにいくか」
「あのな俺でもヤバい所だぞ お前はともかくラナさんが危ないだよ」ねラナさん
「私は大丈夫、これでも強いのよ」
えっいやいやだってそこ半端ない敵だらけだよ?
「サ、サナミちゃんは嫌だよね?」
「別に、私めちゃくちゃ炎魔法得意なのよ むしろ貴方が大丈夫なの?」
うっなんかむかつくクソこうなったら自棄だ
「ちなみにお前らレベル幾つ?」
「俺は25だ」「私は56」ふぁ?56?半年で25も驚いたが56ってお前 この幼女見た目詐欺なんじゃないか?でもかわいいから許す
おそるおそるラナさんを見る
ラナさんが申し訳ない顔で言う
「123よ勇者が発現してから100上がったの」
あれ?俺いらなくね むしろ足を引っ張る未来が見えてくる よしおんぶに抱っこで世界を救おう
悲しいなあ
種はやらん二度とな