普通な俺と普通じゃない奴らの日常

普通な俺の日常

　突然だがみんな考えてみてほしい。もしも自分の人生が何の代わり映えもしない普通なものだとして、それを退屈であると思うことは、変であろうか？俺こと貝島連（かいじまれん）は15年生きてきたが、同じことを繰り返すだけの毎日に飽きてしまった。だが今日から高校に入学するということで、俺の気持ちは少し昂っている。なぜなら高校というのは、良くも悪くも普通ではない何かが起きてしまうものであるからだ。もしかすると俺を普通という檻から解き放ってくれるかもしれないからな。・・・少し自分語りの時間が長かったようだな。それでは俺の新たな生活、その幕を上げるとしよう。