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何も語らない

妹が死んでしまったのは俺のせいだ。


俺が妹にあんな態度を取っていたせいで、妹は気疲れして病気の進行が早まったんだ。

俺は母さんに「妹が、妹が死んだのはお、俺のせいだ。」

母さんは頭の上にクエスチョンマークを浮かべるか俺は続けた。

「俺が妹を守ってやれなかった。『もっと沢山』守ってやれば良かった!」


母さんは涙を浮かべ、俺に優しい言葉を掛けてくる。

「何を言ってるの、あなたを充分あの子を守ってやったわ」


俺はその言葉を聞いてすごく安心した。

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