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異能学園戦争  作者: 鹿平 澪
7/21

第6節「選抜戦開幕」

『さぁ、始まりました。異能学園戦争代表選手選抜戦! 今年は誰が代表選手にえらばれるのか!』

放送委員のアナウンスが会場に響き渡る。

『第一会場第1回戦は、前異能学園戦争順列5位、《紅炎の王》花乃かの 燒斗やきと対《無垢なる女神》一秋 咲葉! 昨日、奥寺理事長と激闘を繰り広げた選手だァァァ!』

会場中の多くの生徒が歓声を上げた。

燒斗を見て熱い声援を送る者、咲葉を見て黄色い歓声を上げる者。多くの生徒が第一会場に集まっていた。

「《無垢なる女神》一秋 咲葉、俺はここに誓う! この戦いでお前を傷つけ付ずに勝利する。だから、俺と付き合ってくれ!!」

試合直前、突然の告白。

会場中から、黄色い歓声が上がる。

「ゴメン、無理」

咲葉の発したその言葉に、花乃は崩れ落ちた。それと同時に女子生徒からブーイングの嵐が巻き起こる。女子生徒の反応に咲葉は溜息をつく。

「俺、男だから」

その宣言に会場にいた全生徒から驚きの声が上がった。

『な、ななんと! さ、咲葉選手は男子生徒だったァァァ!? あ、あの噂は本当のことのようです!』

動揺した様子の司会。あまりの衝撃に硬直している花乃。ざわついている観客席。

咲葉は再度溜息をつく。

「花乃先輩、試合を始めましょう?」

「・・・でもいい」

「え?」

花乃が何かを呟いたが、咲葉にはそれが聞こえなかった。

「別に、可愛ければ『男の娘』でもいいんだァァァァァァァァァァ!!」

花乃の咆哮の様な叫びに咲葉は驚く。

「一秋 咲葉!! 俺は諦めない! 勝負だ!」

花乃 燒斗は異能魔装を形成する。

「如何なる焔も我が紅炎に勝ることは無い! これより始まるは一方的な攻撃なり。

我が力を見よ!何者にも劣らぬ爆炎(パーフェクトフレイム)!」

紅く猛々しい姿。二つ名の由来となったその姿に咲葉は笑みを浮かべる。

「全力で行くので、死ぬ気で守ってくださいね、先輩」

そう言って咲葉 は異能魔装を形成した。

「数多の魔術を喰らいし古の書よ、揺らぐ世界に秘められし禁術を解放せよ。今こそ我が血の盟約に従い姿を現せ、虚ろなる禁書黙録(グリモアール)

咲葉は魔導書を右手に構える。

『では、試合準備が整いましたのでこれより選抜戦第一試合を開始します。決闘開始(デュアル・スタート)!』

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