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グリモワール・オンライン  作者: 灰猫
第二章 ゴブリンの襲来
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PK回避

 登録が終わったら、早速試し撃ちだ。

 相手は当然ゴブリンだ。

「魔装化」

 外壁を超えたら、魔導書を大鎌に変形させる。

 魔法の試し撃ちなので杖の方が相応しいのだろうが、正直ステータスは変わらないし魔法の射程距離が伸びる訳でもないので、何方でも良い。むしろ大鎌の方がアーツがある分、メリットがあると言える。

「んー、何から試そうかな…」

 口は思案調なのだが、実際は試す魔法は決めている。

 今実際に考えているのは、魔法を撃ち込む対象の事だ。

「…良い的がない」

 考えて見ればフィールドには、他にもゴブリンと戦っているプレイヤーがいるのだ。

 そんな場所で広範囲に影響を与える様な魔法を撃ち込んで良いわけがない。

 重大な迷惑行為である。

「はぁー『サモン・ゴースト』『召喚・黒猫』」

 折角なので新しい召喚モンスターのゴーストを呼び出す事にした。

「…ふむ。ゴーストだな」

 外見はゴーストと言うよりスケルトンに近い。

 あ、あれだ。

 何の装備もしていないスケルトンが、全身をぼろ布で覆うとこうなるって感じだな。

「適当にゴブリンを仕留めて来い」

 ゴーストは頷き、近くのゴブリンに向かって攻撃を始めた。

「召喚できたのは一体だけか…追加されたのがレベル5だから、下僕召喚のレベルが10になったら二体目が召喚できそうだな。レベル10までになったら、他のモンスターが追加されそうだが」

 召喚魔法の方は、何の変化もない。

 可愛い黒猫さんが召喚されるだけだ。

「お、倒した」

 やはりゴーストは、ゴブリンゾンビと比べるとかなり強い。

 まぁ、元々弱いゴブリンのゾンビなのだから当然だろうが。

「ん?」

 良い事を思いついた。

 何だか反則ポイけど多分大丈夫だろう。

「ゴースト送還」

 そして新しいモンスターを呼び出す。

「『サモン』」

 その間に黒猫はせっせとゴブリンを攻撃していた。

 名前を言ってから指示を出さないと、指揮下にあるモンスター全てに指示が有効になってしまうみたいだ。日本語って難しい。

「よし、ゴブリンゾンビ共『いけ』!」

 

                         ♪


「…こんなところかな。うん、ポイントも入ってるみたいだし」

 ランキングも100位以内には、余裕を持って入っているだろう。

 念のために、もう一度貢献ポイントを確認しておこう。

 4325ポイント。

 うん、調子に乗りすぎた。

「魔法は後回しかな…使いたいけどPKはしたくないし」

 広範囲魔法攻撃が出来なかったのは、最後まで心残りだ。魔法の試し撃ちが出来る修練場とかできないものか。

 今日はテンションを上げて、ポイントを稼ぎすぎた。

 明日はどうしようかな。

 そんな事を考えながら、ログアウトのアイコンに触れた。

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