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たまねぎ  作者: 桜儚
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神様はいない

誰しもだろうが、私は死というものが嫌いだ。

そしてそれに対して強い拒絶がうまれる。

この感情は簡単な言葉で例えたくはないが、拒絶をしている以上うまい例えが出てくる筈もない。

私にしかわからない大切な存在の死。

それは私が私らしくいられた拠り所がなくなる事だった。

どうして置いて行くの?

それが歳を重ねるにつれてどんどんと大きくなっていく。

訃報を聞くことで死を知る事は以前にもあった。

でも、目の前で大切な命の灯が、私の願いとは反対に小さく小さくなっていくのを目の当たりにしたあの日から私の身体は半分無くなった。

そして、そのあと間もなく、留目を指すかのように大切な人の命の灯がまたひとつ消えた。

2年以上経った今でも、一人家に帰れば、その名を呼ぶことがある。

繋がらない電話にかけてメールをすることもある。

もういないってわかっているのに、わかりたくないって未だに心が叫んでいる。

私の孤独感が絶対的になった出来事だった。

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