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図書館。

仲秋。

作者: caem


 赤信号から 青信号になるまでに


 こんなに清々しいだなんて


 ひとひらの落ち葉から ゆっくりと


 久しぶりに背伸びをしてみたけれど


 近くで耳にしている 天井川の音色と飛沫に


 染み入るようにしている 蝉の鳴き声に


 緩やかに落ちる紅葉のひとひら


 欠伸するのも仕方がない 素敵な暇潰し 散歩道


 夕焼けこやけの 焦がれた畦道 澄んだ空気を飲む


 四角い箱を重たそうにしている 子らの額に滲む汗に


 それをただ見守るだけの


 片手にしている旗をふる ありふれた日々


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― 新着の感想 ―
[良い点] 柔らかで、素敵な詩ですね(*´∀`) 雰囲気がとても好きです! 素敵な作品をありがとうございました!
2021/09/20 00:36 退会済み
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