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なろうテンプレ 考察

作者: 鷲原
掲載日:2021/01/10

こんな話だけではない!というのも当然の話なので、あくまでも一個人の感想・考察程度に捉えて頂けると助かります。(前提として)

最近よく見かける話のテンプレートについての考察をしてみたいと思います。

こんな話だけではない!というのも当然の話なので、あくまでも一個人の感想・考察程度に捉えて頂けると助かります。

(グダグダですが、最後までお付き合い頂ければ幸いです)


ではまず、最近見かけるテンプレートを並べて見ようと思います。(表現が少し違うかも知れませんが、そこは御容赦を)


・自分一強・現状型(端的に言いましたがチート系統と表現しても良いかも知れません・最初から力を有している系統・天才型)

・自分一強・転生or開花型(転生、もしくは何かしらのきっかけによって才能が開花した(させて貰った))

・悪役からの脱却→幸福型(悪役令嬢・婚約破棄型がこれに近いかも知れません)

・復讐型(『ざまぁ』・『もう遅い』系統と表現されることが多いようです)


それでは、カテゴリーごとに考察してみようと思います。


まずは、主人公の立場。

結構大事ですね、立場。

社会人でも、学生でも、そうでなくとも。

では、立場が強いことが多いのは……


・現状一強型(現状型・転生型)

こちらが主なような気がします。


まぁ、現状が強いのであれば(戦いにおける評価、もしくは生産的な技能への評価が比較的正当なものであれば)、立場が強いのはそうですよね。

下手に怒らせると、武力又は技術を提供して貰えなくなりますし、更にそれだけ技能が有るわけですから、何を起こされるか分かりません。


転生型は最初(転生前)は、強い力など有していませんが、転生をきっかけに実力を身につけます(与えられます)。

ですから、最初の評価では低く、転生後に与えられた実力を行使し、周囲を圧倒させて立場を向上させる、という形が多いのかもしれません。

(まぁ、それ(実力行使)がきっかけで揉め事になることも後を絶たないトラブルメーカー的な側面も備えているような気もしますが)


要約してしまうと、現状型は最初から立場が高く、転生型は後に立場がうなぎ登りになるという展開が多いのでしょう。


では、立場が低いのは……

・復讐型


こちらが多い気がします。

まぁ、端的に復讐が目的ですから、基本立場が下になりやすいような気がしますが。

立場といっても、地方の閑職扱いから、(一応)栄誉有る勇者御一行のお供まで様々だと思いますが。

しかし、所属組織としての地位は高いが、組織内での立場はいまいち……というものが多いようです。


まぁ、扱いもぞんざいなもので、おおよそ相手の尊厳を踏みにじるような行為を、いとも容易く振る舞われる時の格好の的になっているような気もします。(端的に表すと、イジメやハラスメントの類いに近いものかと)


では、立場が不安定なのは……

・自分一強(開花型)

・悪役脱却型


が主だと思います。

不安定な理由として、最初の立場がまちまちということが挙げられます。


開花型では、最初からお偉い立場(王族など)で立場が弱いが、きっかけ一つで皆が手の平返しを行う展開。

(立場(弱・中)→立場(強))


悪役脱却型では、基本比較的強い立場から一度落ちた後、再び大きく立場を上げるV字回復型が多いような気がします。

(立場(強・中)→立場(弱)→立場(強))




では、次に立場・地位から少し派生させて、主人公の属する流れ(テンプレート)について考察してみようと思います。


まずは、大きく二つに分けて考察してみます。

・成功を続けるサクセスストーリー 有利型

・逆境と苦境の連続をはね除ける 不利型


有利型に分類されるのは……

・自分一強(現状型・転生型・開花型)

・復讐型


不利型に分類されるのは……

・自分一強(開花型)

・悪役脱却型

・復讐型


自分一強(開花型)と、復讐型はどちらにも属する要素が多いと考えました。


さて、まずは有利型について……

自分一強型(全般)

当然、自分が一番強いことが多いですから、苦境・逆境何のそのですね。


まぁ、有利と言ってますが、この形のタイプの多くは有利・優勢なんてレベルではなくて、タコ殴りの域のイジメレベルの戦いですが。(小学生を相手に、大の大人がフルボッコに打ちのめして笑ってる感じに近いかも知れません)

その様子を見て、「キャー!素敵!」となるヒロインも多いのだとか。(ヒロインは闘技場がとてもお好きな様です)


有利が続きますから、当然自分に成せないことなんてほぼないに等しいもので、出来ないことも他人があっさり成し遂げるなんてこともしばしば。


擬似的な全知全能のような、例えるならチェスの盤上を一人で自在に動かして戦わせている気分に近いものなんでしょうかね?(多分)


確かに、逆境に立たされることなんてないので、温室育ちのご令嬢並みに苦労を知りません。

人助けはしますが、基本スタンスが「助けて()()()」に近い気がします。(もちろん、善意で救った例も数多く有るようです)

苦労が少ない分、トントン拍子で物事が進み、ストレスフリーな物語のストーリーを楽しめるかも知れません。


さてさて、ここからは復讐型について……

復讐する以上、相手より強くなければ返り討ちに遭うのは当然なので、展開も比較的有利です(最初に虐げられている時以外は)。

こちらの有利型で紹介するのは、どちらかというと『ざまぁ』『もう遅い』系統に近いかも知れません。

実力は折り紙付きな訳ですから、当然苦戦することも少ないでしょう。

元々は、俗に『エリート』と呼ばれる内の一員ですから、周囲の環境ではぬるま湯のようなものなのかも知れません。


ぬるま湯の環境で、天才・怪物・英雄と称えられ、『エリート』としての自尊心を取り戻しながら、周囲が自分の素晴らしさに気付くことを願っている……という傾向もありました。

自尊心を回復することが出来たため、次は別の系統の生活へと注力することも出来るかも知れません。


もちろん、単純に実力の割には不遇で……ということもありますが。


個人的に疑問に思うことがあるのが、それほど実力者でありながら、どうして他の活躍場所を探すことをしなかったのか。

ただその気がなくてしないのか、したくても出来なかったのか、不遇な環境でも堪えなければならない程の事情(人質など)があってしたくないのか(人質に被害が及ぶなど)、そもそも不遇だが、この環境を変える度胸がなかったのか。

理由は分かりませんが、転職活動そのものが、その世界では巨悪扱いなのかも……(とんでもない理由ですが)。




続いて、不利型。

自分一強なのに、不利。

一見すると矛盾の塊に見えますが、詳細に描くとまた違う側面が見えます。


自分一強(素質充分、伸び代充分、しかし才能開花を完全に使いこなせない)

自分一強路線でも、その状況そのものが崩れる展開(自分を遥かに上回る強敵出現)が起こり、一時的に一強でなくなる。(倒すと再びしばらくの間一強に)

ということを繰り返し、成長する……という展開。

一見すると、そこまで不利でないように思えますが、いつものごとく窮地に追い込まれてから、徐々に本領発揮するスロースターター型(もしくは、尻上がり型)だと思って頂ければ。

不利な展開ばかりですが、土壇場でひっくり返す。

バトル系統の醍醐味とも言える展開だと思われます。


続いて、悪役脱却型。

こちらは、最初から逆境。

最悪から始まり、そこを脱出したかと思えば、苦境、逆境、窮地のオンパレード。

一言で言うなら『茨の道』と言う所でしょうか。

立てば揉め事、座れば苦境、歩く姿は大嵐。

歩くトラブルメーカー的な側面も……。

(基本、さして本人関係ない揉め事、嫉妬による嫌がらせ、思わぬトラブル……踏んだり蹴ったりとしか言い様のない気がしますが……。その割りに、代償はデカイという……(追放だとか、刑罰だとか……))

その分、最後のハッピーエンドの感動も大きいかも知れません。


そして、復讐型。

基本、最初から逆境ですし、もし復讐相手が強大であればあるほど、敵対したときも恐ろしいというもの。

復讐も一筋縄で行かず、苦戦を続け、下手すると負けるなんてことも……。


自分一強(不利型)と同じく、激しい戦いになることも多いですが、違いがあるとするなら、復讐型の方は逆境の上に、窮地に立たされるというコンボ。

当然負けると代償はデカイので、結局勝っても負けても、満身創痍のボロボロ。

むしろ、この形は強くて相手を圧倒する展開が極端に少なく、一方的にボコボコにされてからの、削り合いということが多いため、有利な展開が訪れにくい。

その分、成功した暁には、至福の境地へと辿り着けそうですが。



ここまで、考察を重ねて最後に考察することは……周囲からの反応。

まぁ、当然主人公の周りにも誰かしら登場人物は居るなずなので(多分)……。


・自分一強型(現状型)

強いのは皆さんご存知なので、憧れの的、もしくは畏怖の対象など……基本的に雲の上の存在に近い評価に落ち着き易いかも知れません。

気さくな方であれば、人気者。

頼れる人であれば、人気者。

容姿が良ければ、人気者。

と、とにかく人気者にも成れやすい立ち位置でもあるのかも知れません。

(その分、嫉妬などは一身に浴びるかも知れませんが)


・自分一強型(転生型)

転生前の評価は人によってまちまち。

人気者から、俗に言われる日陰者、疲弊した社会人まで。

(個人的な疑問ですが、転生前まで小心者で、実力を手にする(与えられた)途端、恐れなしの強心臓に化けるのはなんででしょうね……?(役職がついた途端態度が変わる人物と言われれば、そうかも知れませんが))

転生後も評価は当然まちまち。

ある人は恩人扱い、またある人は邪魔者扱い、また人によっては危険人物扱い。

特に、『何かやっちゃいました?』系統成るものは、後者の二つの評価が多いのではないでしょうか。

他人の狩場で、無暗に破壊力抜群の魔法や剣を使われたら、驚きよりも畏怖が出るのは当然ですし、その狩り系統を仕事にしている人からすれば、余所者が仕事を奪いに来たも同然。

そして、自分の行いの規模をさっぱり理解していなければ、周りからは、何をしでかすか分からない不発弾のような扱いに成るのも当然だと思われます。(目の前で、大爆発から技術革新、果ては地形を変えたり、生態系を破壊するような行動を取られれば、大半の人物からは基本的に畏怖の目で見られると思います。誰もそんなおっかない人の不興なんて買いたくないので。)

その一方で、その恐ろしき力のお陰で助けられた人からすれば、妄信的なほどに崇拝されることでしょう。(尊敬や憧れを越えているので、妄信的なものもかなりの度合いですが)

基本、ヒロインはそういった形で恋(?)に落ちるのですね(多分)。(恋か、信仰かは分かりませんが、近くで振るわれる恐るべき破壊力に溢れた行為に、一切怯えない辺り、妄信的という方が近い気がしますが)



・自分一強(開花型)

評価は基本上がりやすいような気がします。

元々を知っている分、どれくらい成長したか分かるので、評価は上がりやすいと思いますが、どのみち嫉妬されることも多いので、評価も二極化しそうです。

特に、勝ち馬に乗りたい人は開花後に、判官贔屓(もしくは同情)で応援してくれる人は開花前に、評価してくれるのではないでしょうか。

もしくは、開花前の努力や行いを見て応援してくれる人も僅かですがいるかも知れません。



・悪役脱却型

最初の他者からの評価は恐らく大半は地の底。

悪評のオンパレードで、いろいろ逆境から始まるハードな展開。

しかし、その後は評価は次第に上がり、最終的には多くの支持者を得ている状況になることも。

当然、それは身分のお陰でもなく、金にモノを言わせて評価を上げたわけでもなく、自分の行動で評価を上げてきた、叩き上げの苦労人。

時々、いがみ合っていた相手をも魅了する魅力もあるようで、その分、幾多の人から歓迎される人柄になっていることも多い。

基本、礼儀も教養もあり、徳や情に厚いという聖人君子のような人柄も相まって、例外を除いて、嫉妬以外で嫌われることは少なく、万人に評価が高い。

その高評価の裏では、主人公達の壮絶な程の苦労があった訳だが。



・復讐型

こちらも、評価は二極化。

それも極端なもので、最低最悪の評価か、思ったよりも凄いという評価。

思ったよりも凄い、というのも、最初に見積もられた実力が低いので上がり幅も当然大きい。

だが、最低最悪の評価は覆りにくく、結局最後まで嫌われ続ける極悪人のような扱いも。

主人公の目的も、基本の線が『復讐』による自尊心の回復、シャーデンフロイデの欲求を満たす、というものが多いので、救われた一部の人以外からは恐らく、最悪の評価が多いと思われます。

どんな形であれ、結局自分が受けた仕打ちを仕返しただけなので(下手すると、やられた以上に、復讐しているようなことも)、端から見ると同じ穴の狢といった所か、類は友を呼ぶ、といった所にしか見えない可能性もある。

その上、残虐非道なことを平気でするので、特定の人物以外からは恐るべき極悪人、という評価が多いと思われます。

その代わり、代理で復讐を果たして貰ったり、助けて貰った人からすれば、自分一強(転生型)と同じく、妄信的なまでの好意を寄せられることもあるかも知れませんが。





ここまで、グダグダと考察を重ねて見ましたが、ここまでこの拙い文にお付き合い頂けたこと、感謝します。

こんな話だけではない!というのも当然の話なので、あくまでも一個人の感想・考察程度に捉えて頂けると助かります。(大事なことなので、もう一度)

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