題名なし。詩的な物
社会人になるとふと考えてしまう私的エピソードです。
ノンノンフィクションです。
明日はきっと昨日よりもいい日。
どこかでそのようなフレーズを聴いたことがある。
私は今日も昨日と同じように始発の電車に乗り会社へ向かう。
路盤が古いのか大きく電車が揺れる。
ガタンゴトンー
いつも同じ時間の電車に乗り会社に向かい、働いて、家に帰宅。
私の一生はそれで終わるような気がする。
前日、母に「あなた結婚とか、将来の事考えてるの?」
私は疑問に思っていた、
同じような事を中学生の3年生の時にも言われたからだ。
「あなた高校は行けるの?将来の事は考えてるの?」
私にとってのこの頃の『将来』とはいわば「卒業」することだった。
それじゃあ、前日言われた『将来』とは一体何なのだろう。…わからない…けど
結局は何も変わらない。
今の私と数年前の私はまだ同じ所にいる。そんな気がした。