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天気予報ほどあてにならない。  作者: マイホー
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マリンちゃんよ

「明日天気になあれ」


そう思ったのは昨日の夜だった。だって今日はマリンちゃんとのデートだから。


僕がマリンちゃんを好きになったのは中2の夏。同じクラスの友達グループでお祭りに出掛けた時だった。

グループの中心だったマサルが祭りに行こうと持ちかけてきた。ノリのいいマコトがすぐに賛成した。それに押されるように僕とマリンちゃんが賛成し、お祭りに行くことが決定する。


午後5時30分、集合の時間に皆が次々に集まった。最後に来たのはマリンちゃんだった。マリンちゃんは浴衣を着てやって来た。いつもと雰囲気の違うマリンちゃんに、目を奪われ、どこか心惹かれていた。



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