突撃インタビュー(後編)
――全米を震撼させた――
――熱い男達が――
――今、帰ってきた――
――初週観客動員数不明――
――歓喜――
――迷い――
――戯れ――
――あなたは涙せずにはいられない――
――Coming soon――
――ビィィィ――
携帯電話はマナーモードにして下さい。間もなく開演です。
さぁ、お待たせ致しました。
突撃インタビュー後編の始まりです。
お陰様で、感想も200件を越えました。本当に感謝です。
では、再開です。
ん? マグロアッパーさん、いつの間にここに。席に戻って下さい。
「フィッシュッシュ!」
独特な笑い声ですね。
では、アンドロさんに質問です。クチャクチャ……初めて……買った……クチャクチャ……ゲームは何ですか?
「アンタ、インタビューの最中何食ってんだ!」
あ、これ? プクプクとゲッソーの刺身です。マグロアッパーさんから頂きました。ゴクン。では、どうぞ
「定番のマ〇オですね」
なるほど。やっぱり基本は押さえないとですよね。今回もお便り来てますよ。ペンネーム『ちょこっと干からびたティッシュ』さんから。おいおい、中身はなんだ? と、冗談はさておき、え~と……、
「ティッシュがなかったから、ハンカチで鼻をかみました」
この方もコーナー間違えてますね。え~、お便りお待ちしてます。宛先はここ。あれ、出ませんね。
さ、さて次の質問です。
ではヒロさんに質問です。ヒロさんに取って、ゲームとは何ですか?
「ドラ〇エです。ていうのは冗談で、いや、強ち冗談でもないですが。そうですね……娯楽物としては凄く楽しいんですけど、あまり自分から手を出さないもの、ですかね。ハードも高いですし、漫画や小説買った方がいいですね」
そうですよね。最近のゲーム高いですしね。特に学生の方は大変なんじゃないですかね。その点私は社会人。財力は学生に負けんよ。フィッシュッシュ! お便りは……ペンネーム『未だにオムツ』さんから。
「先日、ズボンがおしっこで濡れてしまいました。ちょっとじゃないです。全て色が変わるくらいに」
あのさ、それ濡れたんじゃなくて、漏らしたんだよね。て言うか、そう言うコーナーじゃないんだけど。
それじゃ、マグロさん、やってみたいゲームとかあります?
「メバチマグロとの恋愛ゲームなんかないんですかね? ほら、僕達泳いでないと死ぬじゃないですか。だから出会いも基本的に体当たりで、とにかく出会いが少ないのが……」
う~ん。切実ですね。体当たりでしたら、つっぱり大〇撲なんかどうですかね。体当たりというより、飛んで行きますよね。水の中? 平気です。かつてバンゲリ〇グベイを水洗いしましたが、壊れませんでした。なので、FCソフトは防水性があると判断します。
では、アンドロさんにお聞きします。よく使うハードは何ですか?
「PS3ですかね」
なるほど、追伸3ですね。
「いや、PS3です」
あぁ、追伸×追伸×追伸ですね。
では、ヒロさんにお聞きします。ゲーム好きな人に一言お願いします。
「ゲームが得意な人は、どうして複雑なボタンを素早く押せるのでしょうか。特に格ゲーなんかそうですが。素直に凄いと思います。自分はのんびりマイペースで出来るRPGがいいですね」
なるほど。私は三國〇双で、手と足を使ってプレイしたことがありますよ。一つのコントローラーは、足でアナログスティックを操作し、もう一つのコントローラーは普通にプレイ。さすがに疲れました。
では、マグロさん。そもそもゲーム好きですか?
「フィッシュッシュ! いい質問だ。よし、そんな君には僕の中落ちをあげよう(自らの腹を掻っ捌き、インタビュアーにアソパソマソ風に爽やかに渡すマグロ氏)でゲームだって? フィッシュッシュ! あんまりやったことない!」
何と、ここに来て爆弾発言だ。で、では質問を変えます。マグロさんに取ってゲームとは何ですか?
「僕に取ってゲームは、まさに弱肉強食! 人生そのものさ! 弱い者が駆逐され……は! いかん! 硬骨魚類の助けを求める声が! 待ってろ皆! 今、助けに行くからな!」
――インタビュー室を抜け出したマグロ氏。室内には、特も言われぬ生臭さと共に、インタビュアーに行き場のない中落ちが残された――
さて、では皆さんでマグロさんを頂きますか?
「ちょっと待って下さいよ」
ヒロさんが止める。そうだよな。マグロさんを食べるなんて……。
「醤油がないと」
なんと……やはり食べるのですね。
「ちょっと、ちょっと」
今度はアンドロさんが止める。そうだよな。やっぱり食えないよな……。
「ワサビも必要でしょ」
こうしてマグロ氏の中落ちは、美味しく食された。
悲しくも、美しいストーリー。
では、また会う日まで。
完全にコメディになっちゃいました。
ほとんどゲーム関係ないですね。
まぁ、多目に見て下さい。
次回からはまた通常操業します。