◇第一話◇入学式
スポットライト連載開始です!
楽しんで読んで頂けたらありがたいです
ではではどうぞ♪
ジリリリ…
ドス…
「眠い…今何時だ……7時50分……50分!!??」
うわっ〜!!??と叫びながら俺は起きた。
「なんで早く起こしてくれなかったんだよ!」
俺はあたふたと制服を着る。
「あら??もうすっかり起きてるのかと思ったわ」
食器を洗いながら母親は言った。
「…もういいや…朝飯は!?」
「そこにあるでしょう??」
机の上にパンと目玉焼きがあった
「……よし!!行って来ます!」男の子はパンに目玉焼きを挟み、鞄を持って玄関に走って行った
「あぁ一弥!今日何時から??」
母親は玄関に来ていた
「えっと9時から!…ほんじゃ行ってきます!」
俺の名前は『高篠一弥』今日から晴れての高校生
俺はなんでもかんでも飽きぽっい性格だ。だからやる事が全く見つからない、つまらない人間だ。だから高校生になったらなにか生きがいに感じる物に出会いたい。……なんて
って自己紹介してる場合じゃない!!急げ!!
キーンコーンカーコン…
「はぁ…はぁ…つ…疲れた…」
走ったおかげなんとか遅刻にならずに済んだ。
「よっ〜一弥!今日は珍しく遅刻じゃないな」
笑いながら話しかけたこいつは『松田昴』だ。こいつとは小学生からの付き合いで一番の親友だ。
「まぁさすがのお前でも入学式まで遅刻って事はないか」
肩をたたきながら俺に言った。
「当たり前だろ!……流石に入学式は遅刻はキツいだろ…」
なんだかかんだ言ってるうちに入学式が始まった。
「これより入学式を始めます!」
これから俺の長い長い高校生活が始まる。………………………………………………のか??