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第1話

屋上に座り込んで、何の気なしに空を見上げると、ゆったりと東へ流れていく雲を切り裂くようにして、数機の戦闘機が空を駆け抜けて行った。


  「あ・・・空撃科エアフォースだ・・・模擬空戦でもやってるのか?」


その戦闘機が駆け抜けていった空をしばらく眺めた後、左手に巻いてある時計に目をやる。

この時計は、俺がここに来た時に買ったミリタリーウォッチで、丈夫さと正確さが売りらしい。

その時計は今、カウントダウンモードになっていた。

液晶の時間は一秒ごとに少なくなっていく。

今現在、そいつは、カウントダウン終了まで一時間四十八分と数十秒であることを示していた。


  「ふう、早く終わんないかなぁ・・・。 全く、始業式の次の日に模擬戦闘をするかよ?常識的に考えて。」


バガァァァァァン!!!


突然の爆音が鼓膜を振るわせる。


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