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『虎ノ國戦記〜五虎大将軍伝〜』  作者: AQUARIUM【RIKUYA】
『虎ノ國戦記 未来編〜烈風の継承者たち〜』
24/25

『新・五虎大将軍 見立て伝』



――虎ノ國 外伝・未来編より



一、風牙の若虎:前川右京まえかわ・うきょう


かつての近本光司の“風”を継ぎし者。

王国南部を駆け抜ける俊足と突破力に加え、若きながら鋭い直感を持つ将。


「風が変わる前に動け」――

その信条は、敵より一歩先を読む戦場の風向きそのもの。

戦場では先陣を切る“風の尖兵”、民の間では人気絶大の“陽の虎”。



二、翠光の智将:小幡竜平おばた・たつへい


中野拓夢の戦略眼とバランス感覚を継承した、若き軍師。

口数は少ないが、状況判断と“仕掛ける間”においては突出。

王都の策の塔を預かる重責を担い、見えない戦いで王国を支える。


「刃は剣にあらず、布陣にこそある」

その言葉通り、彼の指先ひとつが戦局を動かす。



三、蒼雷の弓将:井上広大いのうえ・こうた


森下翔太の射抜く力と闘志を受け継ぎ、“真っ直ぐな意志の矢”として名を馳せる。

師を尊敬しつつ、自らの進む道に迷いながらも、“心で放つ矢”にたどり着いた青年将。


「俺は誰かの影じゃない。俺の矢は、俺自身が決める」

冷静さと情熱の狭間で、もっとも成長した将の一人。

その放たれた矢は、時に人の心を射抜く。



四、雷脚の突破者:渡邉諒わたなべ・りょう


佐藤輝明が残した“豪腕”と“打ち破る力”を引き継ぎ、

己の拳で戦局を変える異端の将。無骨で荒々しいが、誰よりも熱く、仲間に厚い。


「上等だ。壊してやるよ――“壁”も、“恐れ”もな」

爆発する力と勇気で、すべての道を切り開く存在。

信じた者のために拳を振るう、泥臭き雷鳴。



五、鋼壁の若城:中川勇斗なかがわ・ゆうと


大山悠輔の“守る力”をそのまま受け継いだ、沈黙の守護者。

若くして王都守備隊長を務め、言葉ではなく“構える姿勢”で周囲を導く。


「俺がここにいる。それだけで十分だろ」

民にとっては安心の象徴、仲間にとっては最後の砦。

王国の“静の虎”と呼ばれる、無言の絶対的存在。



【総評:新・五虎大将軍】


五人は、それぞれの師から技と志を継ぎながらも、

模倣ではなく**“独自の虎道”**を切り開いた者たち。


彼らは単なる継承者ではない。

時代の移ろいに抗い、五つの個性で新たな時代を導いた、

**“烈風の五虎大将軍”**である。


風は未来へ。

智は変化へ。

矢は信念へ。

雷は突破へ。

壁は静寂と誓いへ――。


かつての虎たちが築いた王国を、

この五人が次代へと繋いだのだ。


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