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《付録》作中のアプリ設定


(設定公開回ですので、必要無い方は読み飛ばしてください)



◆矢作北高校 練習アプリ設定◆


 作中に度々出てくる練習アプリの情報です。


》アプリ名

 アディサリ君(ADSR君)


》プラットフォーム(市場には上げていない。クローズドリリース)

 iOS、Android


》接続環境

 コンプレッサー付き超指向性マイクを接続して、個人練習で使用。音割れ、他の人の音も気にせずに録音が可能。

 また、管理者機能のあるWindows PCとデータを送受信する機能があり、新しいコンテンツの受信や、録音や分析データを送信することができる。


》コンテンツ

・バンドスタディーのパート毎の基本コンテンツ

・名京大名電の基礎練習コンテンツ『個人のためのチェックリスト60』と、『曲練習のためのパターン18』

・『スネアドラムのための国際ドラムルーディメンツ40』(動画付き)

・追加機能

 管理者PCで作成した新しいコンテンツを追加で加えることも可能。これにより、課題曲、自由曲等のパート毎の練習もできる。


》サポート機能

・楽譜自動スクロール機能

・テンポ変更機能

・テンポガイド機能(クリッカー音・フラッシュ光・指揮者動画)

・ガイドメロディ選択機能(MIDI or 生録音)

・リワインド機能(練習したい箇所を指定すると、そこだけ繰り返し練習できる)


》判定機能

・レベル1:タイミング正確率モード

 アタックを揃える練習。

 スコアとガイドメロディに沿って複数回録音すると、スコアのアタックが遅れる傾向がある音符が青、早い傾向は赤に表示される。上記のリワインド機能を使って、リズムの不正確性を早期に改善できる。


・レベル2 :弱拍表現率モード

 4/4拍子であれば1、3拍が強拍になるのに対して、2、4拍が弱拍になるように、アタックを弱くすべき拍があるときはその音符が黒からグレーで表示される。練習曲や、ある程度決まったリズムパターンのフレーズのある曲でのみ反映可能。


・レベル3 :リリース判定モード

 レベル1がアタックを揃える練習であるのに対し、レベル3は音の終わりのリリースを揃える練習。録音後、MIDIと生録音の模範演奏を両方照合して、AIで判定される。長さを揃えるだけでなく、スタッカートか? アクセントか? マルカートか? など、処理が甘い箇所にサインが付く。


・レベル4:徹底再現モード

 レベル1〜3を全て加味し、さらにグリッサンド、ベンドアップ・ダウン、ハーフタンギング、フラジオ、フラッターなど特殊表現まで判定する。生演奏の表現技術に極力近づける。特にソリスト向けのモード。


》カメラ機能

 アンブシュアと音を録画し、音質とホルマント認識が一番良いと判定されたアンブシュアを登録して、それを鏡のようにチェックする機能を開くことができる。


》開発者

 プロデューサー:石上陽

 開発:外注

 ライセンス:ライズストンプロダクション


挿絵(By みてみん)


》ADSRとは?

 音のボリュームを時間軸で構成する4つの要素。立ち上がり(Attack)、減衰(Decay)、保持(Sustain)、余韻(Release)の頭文字を取っている。シンセサイザーなどでは基本用語。

 ア タック

 ディ ケイ

 サ スティン

 リ リース

 の頭文字で、「アディサリ君」。

 あまりそこは矢北のメンバーの記憶には残っていない。




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