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40話 地区大会前日 見事な夜



》石上陽



 明日は、地区大会。


 いよいよ、ここまで来た。

 運命の東海大会まで、あと1ヶ月。

 まずは地区大会とはいえ、緊張はする、な……。


 いつもより、フウッというため息が多い気がする。


 17時過ぎ、事務所のデスク。

 明日は出演順がトップバッターで早いので、16時には部活を解散した。


 ……小4の自分に転生して、6年と3ヶ月、か。


 最期の、一年。


『ずっと、二人で話していたね。全国行きたいって。今でも思ってる。一緒に舞台に立ちたかったな・・・なんてね。』


 今はもう手元に無い、水都のあの手紙と言葉を思い出す。


 ……もうすぐ、立てるよ。

 立たせてみせる。


 事務所の中段のデスクを開ける。

 1週間前のホール練習で撮った、ハデ北のみんなでの集合写真を手に取る。


 ……最高のメンバー、だな……。


 離れたくないなんて、強請(ねだ)りすぎ、だよな。


 一人一人の顔を見る。

 元々の自分の年齢を考えると、自分の子供ほど年齢が離れている彼らに、情を感じてしまっている自分に笑ってしまう。


 転生前のかつての高1時代と、大翔や美音を除けば同じメンバー。

 地区大会銀賞で敗退し、皆が泣いていた。桐谷先輩は特に、「私がもっと努力していれば……」と、責任を感じながら言っていた。

 そして、「結果は残念だったけど、どうかこの経験を次につなげてほしい。あなたたちはもっと、強くなれる」と、僕に学生指導のタクトを受け渡した。


 写真の横に置いてある、このタクト。

 当時の、あのタクトだ。


 手元のコルクから、タクトの先に視線を動かす。


「…………これは同じだけど、あの時とは、違う。みんなの力になれている、はず……。」


 フウッと息を吐き、タクトと写真をしまう。


「よし。」


 カバンからスコアとスマホを出し、録音を聴きながら最終チェックをしようとした、その時。


「キンコ〜ン♪」


 事務所への来客を知らせるチャイムが鳴り、ランプが点いた。


「うん?」


 …………今日は瀬馬さん、来客の予定入れてないよな?

 スリッパをパタパタさせながら、インターホンのモニターを見る。



 ……桐谷先輩? 宇佐美先輩と、樋口先輩も?



 入口へ出向き、ガチャリと扉を開ける。


「よ、石上。」

「ほらぁ〜、やっぱりいた〜。みんなには休めって言っておいて、自分は無理しちゃって〜。」

「先輩……。どうされたんですか?」

「どうって……。どうせ、何か準備してたんでしょ? これ、差し入れ。あと、少し話したいこともあって。一緒に食べよ?」

「石上は、時間大丈夫?」


 見ると、サブウェイの大きな包みを持っている。


「……ありがとうございます。お気を使わせてしまってすみません。事務所で良ければ、ぜひどうぞ。」



   *  *  *



 3人を右手の扉に案内し、事務所のソファに座っていただく。その間、飲み物の準備をする。


「今日、瀬馬さんは?」

「今日は、もうお帰りになりました。また明日、会場に来ていただけますけど。」

「そっか〜。来てもらえるんだ。楽しみね!」


 飲み物をテーブルに置くと、樋口先輩がサブウェイの袋を開ける。

 3つの包みとプレートが開かれ、美味しそうなサンドイッチとポテトセットが置かれる。


「わぁ〜、良いニオイ!」

「石上は、サブウェイ好き?」

「はい、大好きです。」

「どれが良い?」

「ええと、どれも好きなので、先輩からどうぞ。」

「じゃ、これ食べてよ。美味しそうだから。」


 宇佐美先輩は、「スパイシークラブハウス」とシールが貼られていたサンドイッチを渡してくる。


「……ありがとうございます。晩ご飯までしばらく時間あるなって思ってたとこだったので、嬉しいです。」

「ふふ、よかった。」


 4人で、「美味しいね」と言いながらサンドイッチを頬張る。


 ん?


 ……桐谷先輩の手が、震えている。


 …………………。


 明日の緊張、かな。


 僕と話して緊張をほぐしたいとか、今までのお礼とか……今日はそんな感じで訪問してくださったのかな。


 ……それなら、こちらから僕の気持ちを伝えてしまおうか。


「先輩、まだ本番はこれからですが、今までも本当にありがとうございました。」


「え!?」


 先手を打たれたような顔をする。


「違う違う違う! 陽クン、それ、私が言おうとしたこと!」


 ははは、と樋口先輩が隣で笑う。


「本当ですよ? 今までの先輩たちのリーダーシップにはもちろんですが、入学式開始前に熱烈な勧誘コールをくださったことにも感謝しています。宇佐美先輩に引きずられていった姿にも……。」

「そんな無様な人は、私じゃないよ?」

「どう見てもあんたでしょ……。」


 またハハハと笑いが起こる。


「……でね、いよいよ明日だなって思ってたんだけど、そんな緊張するよりも、陽クンに今までの感謝を伝えに行った方が、ずっと良い時間を過ごせるんじゃないかって思ってさ。」


「そう、だったんですね。とんでもないです。わざわざ、ありがとうございます。」


 僕はお茶を飲んでから、お礼を伝える。


「……先輩たちのリーダーシップは、本当に素晴らしいです。みんなが責任を負い過ぎないように配慮したり、一つ一つの経験が次につながるように声をかけたり。『私たちはもっと強くなれる』と、いつも言い続けてくれましたね。」


「……そう、だね。」


 桐谷先輩が答える。


 ……さっきの言葉は、たしか桐谷先輩自身が、その上の先輩にかけられていた言葉、だったはず。


 あえて、この質問をする。


「…………明日の県大会、どなたか見に来られるんですか?」


 3人とも少し黙る。


「川北、先輩たち。」


「……前・部長さんですね。」


「…………そう。」



 ……転生前のかつての僕の高1時代。

 解散してみんなが帰っても、こっそり一人練習を続ける桐谷先輩を見つけた時、宇佐美先輩が教えてくれた。


 桐谷先輩たちが1年の時の大会で、桐谷先輩がクラリネットの大切なソロで失敗してしまい、銀賞になってしまったのは自分のせいだと、責任を感じて夜も眠れなかった日々に、当時の2年の部長から、『あなたはもっと、強くなれる』と言われたということ。

 「あなたの音色は本当に素晴らしいよ。今回のミスは通過点に過ぎないから。」と、優しく声をかけてくれたそうだ。

 ……自分が敗退したにも関わらず。


 次こそは川北先輩のように強くありたい、仲間のみんなに新たな成功体験を得てもらうんだと強い決意を宿らせ、県大会出場は過去の自分へのリベンジなのだということ。

 部長としてメンバーたちに前向きな気持ちを伝えるため、明るく振る舞いながらも、心の中ではその目標に向けた強い情熱を燃やしていること。

 イタズラ好きな面を見せるのも、部員たちの緊張をほぐしたり、リラックスさせる彼女なりのリーダーシップの一環なのだそうだ。


「……最初はね、私たちの代はなんとか頑張るんだ、って思ってた。でも……」


 桐谷先輩が、視線を上げる。


「今はね、それ以上に今の矢北で演奏できることが、嬉しくて。本当にみんな凄くって。明日プレッシャーでもあるけど、それよりも早く力を試したいって、気持ちもあるのよね。」


「……そうですね。それ、武者震いってやつですね。みなさん、そう感じているかもですね。」


「明日は、勝てるよね?」


「もちろんです。約束しますよ。」


 フッ、と3人が笑ったその時。


「キンコ〜ン♪」


 事務所への来客を知らせるチャイムが鳴り、ランプが点いた。


「あれ? また?」


「お客さん?」


「そうかも、です。」


 4人で、モニターに向かう。

 ……画面には、水葉先輩と水都が。


 3人は顔を見合わせ、「水葉も来た!」と笑い合っている。


 僕はガチャリ、と扉を開ける。


「石上、疲れてるところごめんね。良かったらさ、これ食べないかなって。チキンカツ、2人で作ってきたんだ。『チキンに勝つ』って思ってさ。」


「水葉先輩……水都も……。わざわざ、ありがとうございます。」


「やほ〜、水葉〜。」


「有純!? (かなで)も? なんでいんの!?」


 ……そりゃそう思うよな……。

 僕は軽く説明をして、2人を招いて入ってきてもらう。



「水葉もさ、緊張しちゃった系?」


「え、う〜ん。そうじゃないって言いたいとこだけど、そんな感じよね。落ち着かなくって。」


「わかるわよ。私たちもそれで来ちゃった感じだし。なんかここに来ると、自信つけた場所だからか、安心するのよね。」


「そう! わかる! 奏!」


「はは、みなさんそう思ってくださるのは光栄ですね。お二人のお茶も準備しましたので、せっかくなのでみなさんで頂きましょう。」


「わ〜い!」


 水葉先輩たちが持ってきてくださったチキンカツも広げ、皆さんが取り皿にポテトやカツを思い思いに取り始める。

 水都は遠慮して取っていないので、僕の方から取り分けて渡す。「ありがとう。陽くんも、食べてね?」と言われ、笑顔を返す。


 ……「キンコ〜ン♪」


 …………。


「あれ?」

「まさか?」


 桐谷先輩を筆頭に、みんながインターホンのモニターに集まる。


「朱里! 妃那(ひな)! 香奈と尾越(おごし)くん、まりあちゃんも!」


 あっはっは、と桐谷先輩と樋口先輩が大笑いする。

 トランペットの富田先輩、トロンボーンの畔柳先輩、フルートの佐藤先輩と尾越先輩、そしてパーカスの矢部先輩も来られた。

 みんなで集まろうとか、申し合わせた……わけじゃないよな?


 ガチャリ。


「あ、石上。突然ごめんね。今日早く終わったけど、落ち着かなくてさ。時間、ある? よかったら、ここで練習させてもらえないかなって。お菓子いっぱい持ってきたから、これもよかったら。」


「やった〜! お菓子〜!」


「……有純ぃ!? みんなぁ!? なんでぇ!!?」


 あっはっは、と笑いながら、何故か桐谷先輩が事務所の中に招く。

 「え? え?」と5人とも最初は戸惑われていたけど、みんなが同じような思いでここに来たこと知ると、みんなで爆笑しだした。さすが、自称盛り上げ隊長たち。


 僕は5人の椅子を練習室から持ってきて、お茶、お皿を準備する。「なんだぁ〜、みんな来てんじゃん」と皆さん盛り上がっている。僕自身、準備ばっかりしているのでなかなか食事に手をつけられないな、と一瞬思うも……この盛り上がっている光景を見て、嬉しい気持ちの方が強くなる。

 「陽くん、何も食べれてないでしょ。」と、笑いながら水都も手伝いに来てくれる。こういう心遣い、できるってすごいなって思う。


 ……「キンコ〜ン♪」


 …………。


 三度あることは四度ある、なんて言葉、あったっけ?


「何何何? 次は誰誰誰誰?」


 桐谷先輩が飛び上がり、富田先輩もそれに続いてダッシュでインターホンに向かう。


 ……柵木先輩と、愛菜だ。


 ガチャリ。


「あ、突然ごめんね。忙しかった? なんかさ、今日までお世話になったし、少し明日の話とか、続けてるソロ練の話とかできないかなって思って。時間ある? あとこれ、ロールケーキなんだけど。」


「ケーキ!! さすが結愛!」


「うわあっ!? 朱里!? 有純!? ええっ、みんな!?」


 心底びっくりしている二人を招き、みんなで事務所に入る。

 みなさん、大盛り上がりだ。

 愛菜は、少し込み入った話をしたかったのかな。微妙な表情をしているけど、水都を見つけると、嬉しそうな顔に変わって、隣に座った。

 練習室からわざわざ樋口先輩が椅子を持ってきてくださったので、僕がお茶などを準備する。


 ……大分、豪勢なテーブルになってきてしまった。

 皆さん手を伸ばされているけど、お菓子中心だからか、お茶を飲むペースが早い。

 「喉乾くね〜、お母さん、なんかな〜い?」と富田先輩が言い、「誰がお母さんよ!」と宇佐美先輩がツッこんでいる。


 と思ったら。


「キンコ〜ン♪」


 ……ムキムキマッチョの、テナーサックスの武田先輩だ。

 音だけじゃなく、キャラも濃い人。


「ハ〜イ、マエストロ・イシガミ。スパークリングなjuiceを持ってきたから、一緒に飲みながら、語り合わないか?」


「武田ぁ! あんた今までで一番良い仕事したぁっ!」


「What!!??」


 何故か拍手で迎え入れられる武田先輩(笑)。

 許可も何も取られずに2Lのジンジャーエールが開けられ、「Oh〜!」と武田先輩が叫んでいる。


 ……見てみれば、だいぶ大人数になってしまった。

 リーダー会メンバー全員と、プラス何人か。


 せっかくみなさん来てくださったんだし……と、スマホを開き、瀬馬さんにメッセージを送る。


 …………。


「みなさん、せっかくですので、ピザでも頼みましょう。瀬馬さんが、経費で購入する許可をくださいました。」


「Yahooooooo!」

「瀬馬さん、大好き〜! 愛してる〜!」

「私も〜!」

「バカ!」

 シュリ・ヒナ先輩が宇佐美先輩にツッコまれ、爆笑が起こった。



   *  *  *



 それからの楽しい時間は、あっという間に過ぎていった。



「尾越と香奈はさ〜、付き合ってはないの?」

「え、どうなんだろう?」

「アタシら、付き合って、んのかな?」

「別に付き合ってるっていうか、一緒にいるのが当たり前ってだけな感じ?」

「それって、どうみたって、付き合ってんじゃないの?」

「違うよ〜。そんなロマンチックな言葉、アタシらには合わないって〜。」

「ハッハッハ!」

「ガッハッハ!」

「ホラぁ〜! 肩の揺れ方まで同じじゃない!」—————————



「左へ思いっきり! こうして、う〜え、し〜た、ステップステップ、一回転……」

「すごいすごい! 朱里、これなら、吹奏楽祭盛り上がるね!」

「何言ってんの。有純、あんたもソロ吹いてから、これ踊んのよ?」

「私!? ソロ?」

「そーよ?」

「ソロ、はいいけど、え、ダンスはダンサーの2人だけじゃないの!?」

「ソロやる人はみんな前に出るよ! 水都ちゃんも、結愛も!」

「私も!?」—————————



「嫌だよ。絶対嫌。妃那。どっちがババか、教えなさい?」

「やーよ。初代最弱王の称号は、奏が相応しいよ?」

「そんなわけ……ないでしょっ! ……ガーン……。」

「ふっふっふ。ババを取ったわね……。」

「もう……。早く取りなさいよ……。」

「…………。」

「…………。」

「こっち!」

「ええええっ!」

「はい〜〜! 奏の負け〜〜! ババ抜き初代最弱王、決定〜〜!」

「な、なんで……。」

「奏〜。あんた、顔芸苦手よね〜。あんたキャラに似合わず素直に顔に出過ぎるのよ〜。」—————————



「明日のこと考えると緊張はするけど、ここまでの演奏が私たちにできるようになったって、自信になったよね〜。」

「陽クンの指揮も、シエラの時みたいに本気モードでやってくれるようになったし。ジャンプも、明日するの?」

「いや、さすがにコンクールでジャンプはマズイかもですね。」

「いいじゃない、気持ちが乗っちゃったら。ねえ、結愛?」

「うん? 私は、石上くんにアルメニアン・ダンスの指揮で、本気のパンチを出させただけで、満足よ。」

「ええ!? 結愛、石上くんにパン()を出させて満足したの!?」

「ブフゥッ!!」

「朱里ぃぃいっ! 何言ってんのよぉぉおっ!?」—————————



 なんだかんだ言って日中あれだけ練習したのに、最後はみんなで練習室で備品の楽器を手に取り、合奏が始まった。

 人数が少なくても、一人一人の音が立派に響いているので、まとまった音楽になる。

 一通り演奏し終えると、片付けてまた事務所に戻った。


 もう、19時半。外も暗い。


「明日、早いのにこんな時間まで結局やっちゃったね。」

「でも、楽しかった〜。緊張なんて、吹き飛んじゃったね!」


 皆さん、笑い合いながら満足そうに話している。


「思いがけない形でしたが、皆さんお越しくださりありがとうございました。この場所が役に立って、本当に良かったです。」


「ありがとう。」

「ありがとうね。」

「とっても楽しかった。」


 僕がソファに座りながら礼をする。


「さっきの演奏も、楽しかったですね。絶対、明日は大丈夫ですよ。ここまで来れて、本当に良かったです。ありがとうございます。」


 すると、桐谷先輩が口を開く。


「……ここまで来れたのは、陽クン、あなたのおかげ。あの言葉も、本当だった。」


「……言葉?」


「『僕はそのために全ての準備を、今までしてきました』って、言ってくれた。」


 ああ……。


「陽クンは、たくさんのことを私たちに注いでくれた。教えてくれた。本当にありがとう。あなたが矢北に来てくれて、本当に良かった。まだ、明日が本番だけどね!」


「ありがとう!」

「ありがとね!」


 皆さんが、口々に言ってくる。

 とても嬉しそうな表情で。


 …………っ!!



 同じメンバーの過去の表情が、フラッシュバックする。


 ……地区大会銀賞で敗退し、皆が泣いていた、あの時。


 心底、無力さで悔しかった、あの時。


 引退が決まり、「あなたはもっと、強くなれる」と、涙目の桐谷先輩からタクトを受け取った、あの時。



 でも、目の前にあるのは、喜びで満たされた、皆さんの顔。


 その笑顔を守れる、チャンスが、今はある。



 ———この世界に転生して、これほど嬉しいことはない——————。



「あ……………。」


 気付くと、大粒の涙が溢れ出てきていた。



「あれ、陽クン、お姉さんが慰めてあげよっか?」


 桐谷先輩が、ソファに座っている僕の左腕を抱きしめてきた!


「「「!!!!」」」


 すかさず、宇佐美先輩のハリセンが飛ぶ!

 スパコーーン!!


「いっっったあぁーーーっ! 耳! 耳かすった!」


「もう、自業自得だよ!」


 ハハハ、とその場が笑いに包まれる。




 いよいよ、明日は地区大会——————。



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