この世界を、、、!?
「ん〜。ここのご飯すごく美味しい♪」
そう言ったのは俺の幼馴染の松本絵里である。で、隣で黙々と食べているのは俺こと松村健司である。
「・・・」
「ねぇ、健司もなんとか言ったら?ここの人達に失礼でしょ。」
「本当にこんなの食べてていいのか?少しでも早く帰れる様にするべきじゃ、、、。」
「そんなこと言っても、ここが何処かもわからないのよ?じゃあどうしようもないじゃない。」
ふと、足音が聞こえた方向を振り返ると、そこにはここの国王の、ナントカがいた。
(いい加減覚えて、、、by筆者)
「君たち、この世界を渡り歩いてみる気はないかの?」
「「いやいや。そんなの無理でしょ。」」
見事にハモった。
「じゃがしかし、早く帰りたいのであろう?なら、自分達で探し歩く方が早いのではないか?ここにいても手伝いは出来るが、帰る方法を見つけられるかはわからんのじゃぞ?」
「それもそうだがなぁ、、、」
「そうね、国王陛下の言うとおりだわ。自分たちで探すのもありかもしれない。」
そう言ったのは意外にも絵里だった。
「絵里がそう言うならそうするか。絵里1人で行かせるのは心配だしな。」
「あら?ビビりさんは着いてこなくても結構よ?」
「誰がビビリだ!」
「仲がよくて、いいことじゃ。飯を食べ終わったら準備はできておるから言ってくるとよい。」
そう言われた俺たちは、優しくしてくれた城の人達にお礼を言って、旅を始めた。
次のお話から旅が始まります!2人の応援の程よろしくお願いします!(作者もついでに、、、)