『解体する、輪廻の試行錯誤』・・・『詩の群れ』から
『解体する、輪廻の試行錯誤』・・・『詩の群れ』から
㈠
俺は、いつも、試行錯誤している、小説や、詩に対してな。
そうか、世界が終わる前日にも、そんな試行錯誤はあるのだろう。
そうだな、試行錯誤から、様々な文章が生じる訳だからな、だろうだ。
しかし、世界が終わった後、その試行錯誤はどうなるんだい。
㈡
だろ、その行方なんだが、つまり、輪廻に託されるんだと思うんだ、だろうだ。
成程な、決して無駄死にはしない、という訳か、だろう。
そうだろう、そして、輪廻の先に、解体された試行錯誤は、また、集結するんだ、だろうだ。
何だって、また、集結するだって、え?
㈢
そうさ、俺もお前も、我々は、解体する、輪廻の試行錯誤からは、距離を保てまい、架空らしい真実さ。
だろうだ、意識も素っ飛んで、天から点在するかの様に、試行錯誤が解体から集結へ、だろ、だろうだ。