侵入者
デュアル 人族
性別 n/% レベル 562
年齢 4歳 各種能力値 n/%
職業 暗殺者 n/%
スキル
《多重人格》《影の王》《死神》
《自動地図作成》《霧の王》《雷の王》《精神の王》《光速》......読み込み失敗
魔法 影魔法 霧魔法 雷魔法 精神魔法
状態 スキルによる形質変化
「え、なにこれ。これとなにが関係してるの?」
「僕はね、何度か別の姿で君と会ってたんだよ」
1度目は魔人ヴァルカンによる襲撃時、2度目は200層ある迷宮の攻略後だそうだ。
「切り替えるね、記憶は引き継げないから切り替わったら時が来たって伝えてね」
「わかった」
「《多重人格》......ふぅ、っき、君は!《雷の...」
「ま、待って!時が来た!」
「え?あっどうしよ〜!止めらんない!」
「ちょ!《無限収納》!」
室内に雷の奔流が走ったがなんとか防御が間に合い、雷を収納した。
デュアルから切り替わった人はなんだか見覚えのある顔、雰囲気だ。以前迷宮攻略後に襲ってきた雷の魔人だ。
「ごめんね〜。誰かの前で切り替わったってことは君が魔王様を助けてくれるんだね〜」
「え、いや俺は友達を助けられるかもしれないって言うから......」
事の経緯を話すとなんとか理解してくれたみたいだが、どこか不本意と言ったところだ。
「じゃあ取引しよ!私は貴方の友達を助ける手助けをするから貴方は魔王様を助けてあげて!」
「魔王を助けるってどう言う事?」
およそ2ヶ月前、魔神を名乗る男が現れ魔王が捕らえられてしまった。生かされているだけマシだが、彼自身膨大な魔力をその身に宿しているのにも関わらず脱出できないそうだ。そこで、別人格と協力し魔王を救出する可能性のある人物を探していたそうだ。
「悪いけど君ひとりで来てもらうことになるけど大丈夫?」
「どうして?」
「あんな大人数で行ったらすぐに見つかっちゃうでしょ〜」
「わかった。魔王を助けるのを手伝うから君も傑の救出方法を探ってくれ」
魔王城の大まかな構造を魔法で教えてもらい2人で魔王城へ向かう。
「すごいな。さすが魔王の城だ」
「牢屋まで送るね。私は図書館に行って探してくるから助け出せれたらここで集合しよ」
「わかった。けど、警備も厳重そうだしどうやって侵入するの?」
「任せて、《霧の王》《影の王》《気の王》っと、この3つがあれば余程のことがない限りバレないから安心してね〜」
複雑な構造の城内を迷いなく進むフルーラに追従する。途中、衛兵がいたが何も気づかれずに進むことができた。
「ここの突き当たりを右に曲がったところに壁があるんだけどその壁の奥に部屋への道がつながってるよ」
「わかった。そっちも頼んだ」
「じゃあまた後でね〜」
突き当たりを右に曲がると壁があった。奥に部屋があると言ってもどこにあるのだろうか。壊すわけにもいかないし。壁に触れてみると、見た目からは想像もつかないような感触があった。液体だ。
「壁を抜けれるのかな?」
手を奥まで伸ばしてみると空洞があったので念のためバリアを貼りながら壁の中へ侵入した。
「あの奥のやつかな?」
牢屋の扉を開けようとするもびくともしない。どうすれば良いのか模索していると何者かに首を切られてしまった。
「貴様何者だ?侵入者か?見たところ人族のようだし、内通者がいるようだな」
『城内にいる者に告ぐ。侵入者だ。地下牢元魔王の部屋まで来い』




