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普通すぎる俺の異世界転生  作者: 夜ノ彗
世界探訪
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初期化の迷路

銃という近代的な武器を手にした一行は同国内に存在するイニシェル迷宮に挑戦するため、移動を続けていた。城から2時間ほど歩いてやっと着く場所にある為馬車を使って向かうことにした。


「やっと着いたぁ」

「うわぁー大きいねー」

竜巻のように天高く(そび)え立つその迷宮は今まででの攻略者は現アーニチュラリー国王のみだと言われている。

あの王様態度はでかいけど実力は相当あるのかな。


迷宮へ入ると、ある異常が生じた。

「え?装備が変わった」

「おいステータス見てみろ」

「嘘だろ?」

迷宮へ足を踏み入れた途端、スキルが消滅し、ステータスが全て10、レベルは1になってしまったのだ。さらに全員の装備が初心者向けの軽量級に、武器は小刀のみとなった。

「あれ、ステータスにHPなんてあったけ」

この世界にHPなどとというステータスは存在しない。勿論死なないわけではないのだが、残りの生命力は表示されない。回復薬はあるが、あれは傷口を修復するためのものであり生命力を回復するものではないのだ。ただある一人を除いては。

「えっと......みんなはなかったのか?」

声を上げたのは異常者(イレギュラー)の傑だ、彼のみスキルによってHPステータスが存在していたのだ。

「俺HPが0になっても...ぐっ、駄目だ言えないな。ただ一つだけ、記憶系スキルを手に入れてくれ、そうすればわかるかもしれない」


迷宮を進み始めて数分後、何度も同じ場所を通っていることに実が気がついた。相当難易度の高い迷路、又は道が変わって同じところに戻されるなど色々可能性が考えられる。

「ここが迷路で完全に平面なら右側に沿って行けばゴールに辿り着けるんじゃないか?」

「そうだね。やってみよ」

それでも一時間ほどかかってやっとゴールした。


〜スキル《自動地図作成(オートマッピング)》を獲得しました。


能力 1度通った道を脳内で自動的に整理し

   地図を作る


取得条件 難易度トップクラスの迷路を一時

     間以内でかクリアする    〜


「おっいいスキルだな」


〜イニシェル迷宮 第1層をクリアしました

 

第一層報酬 職業を取得可能です


剣士 剣を使った重い攻撃を繰り出す

   攻撃力の上がり具合はいいが、魔力は    

   あまり上がらない


弓師 弓を使い遠距離からの攻撃が可能

   様々な能力の矢を作成可能

   攻撃力の上がり幅は小さい


魔法使い 魔法を使った遠距離攻撃が可能

     魔力がとても増えるが攻撃力は下

     がる


拳闘士 殴る、蹴るといった攻撃が主体

    攻撃力が上がる他、痛覚耐性を獲得

    武術を学ぶ事で強くなる


4つのうち一つが選択可能です。選択しない場合は自動で選択されますが隠し職業が出現する可能性があります。        〜


職業選択か。あったんだ、どれにしよう。

それぞれが選択した職業はこうだ。

実、ユリウス、ラヴァが剣士。

傑、アヴィ、ライトが魔法使い。

レンが弓師、グランが拳闘士。そして、デュアルは隠し職業の双剣使いだ。

職業を選ぶとそれぞれに合った装備が支給され、第2層への階段が現れた。

第2層も迷路なのだが、今回はモンスターが出現する。便利なスキルがあるので先ほどよりかは楽なのだが、時々少し強いのが現れる為時間がかかってしまう。もう一つだけ、大きく違う事があった。それは少し強いのを倒した時に現れた。

「おっ宝箱じゃねぇか」

「宝箱系のモンスターとかかもよ?」

実が鑑定しようとするが、スキルがないことを思い出し落胆する。

「開けてみるか」

ユリウスの予想通りただの宝箱だった。その中身はというと、それぞれが所持していたスキルの中から一つを戻せる石だった。どうやらその石を割ることで使用可能らしい。

実達はそれぞれのスキルを一つ取り戻し、攻略を再開した。

「2層目はボス部屋?みたいなのあるんだな」

「まぁでも、こっちは9人だから大丈夫だと思うよ」

「それもそうだな」

扉が開かれ、中へ入ると真っ暗だった部屋に灯が灯る。

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