表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
普通すぎる俺の異世界転生  作者: 夜ノ彗
世界探訪
38/76

エリートの子孫

「その魔法多分俺使えるよ。もう少し詳しく教えて」

見たままを伝えると、傑が何処からか本を取り出してあるページを開いた。そこには、皇帝が使っていた魔法と同じ絵が描かれていた。

「その本なんなの?」

「この前さ記憶が戻ったっていたでしょ。この本は俺が多分最初にやった転生以前作った魔法と王の魔法が描かれてるんだ。で、これを使えるってことは俺の子孫って可能性が高いわけだ」

「そういえばそんなことあったな」

王族の魔法書、皇帝が子孫の可能性。傑の前々世は相当凄い人だったんだろうな。

「明日皇帝に会いにこう」

指名手配が一時取り払われているとはいえ一般の冒険者程度が会うことなどができるのだだろうか。いや出来ないだろう......と思っていたのだが。


「あ、貴方様はもしや初代エリト様ではございませぬか?」

本当に会えちゃったよ。てか傑の前々世はエリトなのか。まさにエリートって感じだな。

簡単に会うことができた。まあ時間もあるし少し時間を戻そう


「皇帝に会いにきた。退いてくれ」

「何を言っているんだ貴様は!そんなことが出来るわけがないだろう。」

「んーじゃあこれっ」

「貴様、何を......いいぞ入れ」

例の魔法書を出して何かをしたかと思うと、門兵があっさりと帝宮に入れてくれた。

「何したの?」

「一時的に思考をいじった。もう直ぐ効果は切れるけど」

思考操作までできるとは傑の魔法は怖いな敵に回ったら直ぐにやられそうだ。なんてものを持っているんだ傑は。もちろん皇帝のいるところまでには何人もの使用人や警備がいるのだが、その度に思考を弄って難なく突破。そして、ようやく皇帝のいる部屋にまで到着すると傑はノックもせずに部屋へ入っていった。皇帝は寝ているようだ。

「おーい。皇帝?起きろー」

「なんじゃ。お前は。どうやってここまで......はっ!」

初めは急な客人に戸惑いを見せる皇帝だったが、傑を認識すると何か気づいたような表情になった。

「あ、貴方様はもしや初代エリト様ではございませぬか?」

わかるんだ。てか傑の前々世の名前はエリトなのか。まさにエリートって感じだな。

「じゃあ皇帝、あんたはソー・バァリーマ家の人間ということで間違い無いな」

「は、はい。ワシは20代目皇帝ジニス・ソー・バァリーマでございます。お会いできて光栄です」

曾がたくさん付く孫ぐらいと始祖の邂逅か曾が多すぎてもうよくわからないな。傑がグラハムの事について問い質しはじめた、跪く皇帝と質問攻めにする17歳この光景を何も知らない人が見たら混乱するだろうな。まぁグラハムとかだとすぐにでも斬りかかると思うけど。

「何故、俺たちを指名手配した」

「あ、あなた方でしたか本当に申し訳ない。奴が嘘をつくとは思っていなかったものでして。御所望とあらばワシは自害致します。」

「いやそんなことはしなくていい。それよりも奴が嘘をつくわけがないと言ったな。そこまで信頼のおける奴だったのか?」

彼は幼い頃から皇帝に憧れ、努力を続け他の屈強な大人たちを沈め史上最年少一四歳で皇帝近衛騎士団団長の座についた。彼は尊敬している人の命令に背くことは一度もなく嘘の報告などするはずもなかった。

「じゃあ最近何か変わったことはあるか?」

「変わった、事ですか?」

しばらく考えると、皇帝があることを伝えた。それがあった時期は傑たちに出会う3週間前だった。

「じゃあその時に何かあったと考えるのが妥当か」

「しかし、人格を変えるとなると我々の魔法くらいの力がなければ不可能ですよね?」

あぁ確かにそうだ、しかし、その場合王族以外には有り得ない。他に王族は生きてるのか聞くと、この呪術書の魔法が使われるとどんなに離れても感知する魔法を作作ったそうで、何も反応はなかったそうだ。となると、人族以外或いは、人族の一人で一旅団分の力を持つような化け物が浮かんでくる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ