北の神殿
「ねぇねぇお兄ちゃんだぁれ?」
「俺の友達の傑だよ」
「そーなんだ!」
まずは初対面のお互いの仲間に自己紹介を済ませ、今までのことを話し合った。
「へぇー。傑はこっちでも金持ちか、すごいなぁ」
「あ、そうだ。お前に言わなきゃいけないことがあるんだ驚くだろうが聞いてくれ......
とこんな感じで俺は過去の記憶を思い出したんだ」
実は地球からの親友が転生先の世界で古代の王様をやっていたことに驚いたが傑が変わっていない様子だったので安心した。
そして、8人は神殿に入っていった。
「ここにくればスキルの限界が無くなるんだろ?でもどうすればいいんだ?」
「確かにそうだな。」
「なんだろなぁこれー?」
とグランが神殿の奥にある石盤に触れようとした。
「おいっ待てっ!」
「え?」
すると、朽ち果てた神殿が光り輝き本来の姿を取り戻した。それと同時に、彼らは光に包まれ消えてしまった。
『聖なる力を持つ者よ、よくここまできましたね。あなたに力を授けましょう。』
「ありがとうございます。ってあれ?みんなはどこですか?」
『別々の場所に転移させただけよ。戻す場所はみんな一緒だから安心してね』
〜スキルの限界が取り払われました
これによりスキルレベルの上限がⅫになり、
そこに到達した場合スキルの進化が可能になりました。
最大レベルに到達しているスキルの余剰経験値を使用します
完了しました
以下のスキルのレベルが上がりました。
《神速Ⅷ》《簒奪Ⅻ》《魔法耐性Ⅸ》《エネルギー操作Ⅳ》
《簒奪》のレベルが最大になりました。
《簒奪Ⅻ》《獲得経験値増加》を統合進化させますか? 〜
割と使ってたんだなと思いながら心の中でハイと言った。
〜了承しました。
統合進化を開始......成功しました。
《さらなる高みを》を獲得しました
能力 獲得する経験値の量を3倍にする
相手のレベルが自分より上の場合4倍になる
倍率がかかるは確率50%
確率はレベルにより変動する 〜
「こんな凄いことにしれんとかなしで誰でも入れてるんですか?」
『いえ。神殿内に入った時点で悪意に満ちた魔の属性を持つ物には苦痛が襲いかかるのでまず入れません。』
つまり、どんなに強い魔族でもここには入れず石盤を見つけることすらできないので、ここに入ることができるかは神殿に足を踏み入れたときに確定することになる。
『では、あなたを元いた場所へ戻します。
さようなら』
「さようなら」
「綺麗なお姉さんだったねー」
「そうだね」
「え?ちょっと汚れた服のおじさんだったでしょ?」
「「「え?なに言ってるの?」」」
傑だけはおじさんだったらしいしかししてもらったことは変わらなかった。
「やっぱりあのスキルのせいかぁ。はぁー」
《異常》のせいだという傑はギルドの人もみんなおじさんだった。
「そういえばユリウスさんもおじさんだね」
「ほんとだここまできたけどよく考えたら俺の周りおじさんばっかだ」
「そうだな。まぁでもお前にはシーナがいるだろ?」
「「へ?」」
と声を上げたのは転生者2人だ。実の方はえ?お前もう彼女出来たの?で傑は、え?なにを言ってるの?だ。
「はぁーお前鈍いな。シーナはお前に好意があるぞ。」
「えー?本当ですかー?」
「そういえば傑は昔から鈍かったね」
「ねぇ早く行こー」
「あーごめんごめん。傑これからどうする?」
話し合った結果実達は特に行き先がなかったこともあり傑の会社に向かうことになった。
しかし、竜人5人組たちがギルドの受付嬢に会いたいと言うので実が元いたリンビラスという王国に向かうことにした。
「で?実君その2人はどなたかな?」
「昔からの友人です。」
「あー田舎のね」
「ん?田舎?何のこと?」
傑がいらないことを言った。




