会社設立
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傑が不思議な体験をしている時実はギルドマスターと紅茶を飲んでいた。
「ミノル君先ずその子たちは誰だい?」
「あーこの子たちですか迷宮の95階から99階のボスのドラゴンですね」
「そ、それを倒したこと自体すごいが、何故ドラゴンが人の姿をしているんだい?」
「この世界に竜人っていないんですか?」
竜人は古代にはいたとされる幻の種族で本当にいたのかも分からないとギルドマスター。
(普通にいると思ってた。いないんだ)
「わーいこの椅子フワッフワだぁー!」
「ちょっと落ち着いててね」
竜人達が部屋の中で暴れていて話に集中できないのでギルドマスターが受付嬢に別室に連れて行かせた。
話している間ギルドマスターは驚きを隠しきれずにいた。
「あ、あぁ報告ありがとう。この事は国に報告しておくがいいかね?」
「いいですけどこの子達のことは秘密にしておいてくれませんか?」
報告したことによって学者や国にあの子達が連れて行かれるのは嫌だと伝えた。
「わかった竜人の事は報告しないでおくよ」
「ありがとうございます!」
「今日は報告してくれてありがとうな。
疲れてるだろ?宿取ってあげるからみんなで泊まっていきな」
「はい。ありがとうございます。あっそう言えば迷宮の主と戦った時に鑑定したんですけどスキルのレベルがⅩだったんです。スキルレベルってⅤが最大じゃないんですか?」
「ふむふむ、それは興味深い私が知る中でもⅤが最大だと思うんだが古代には何か方法があったのかも知れんな。私は知り合いの考古学者に頼んでそのような文献がないか探してもらうよ。」
ギルドの経費で宿をとってくれたので竜人たちと合流して宿で泊まった。
傑は順調に行商をすすめ《富豪》のレベルもⅤになった。
ここまでくるともうなにもしなくても金は1日に2倍されていくが2人とも行商をやめるつもりはまったくなかった。
ある日小さな貧乏な村に寄った時2人は相談して100金貨を寄付することにした。
さらに食料や水なども渡した。
そこの村長から長年旅を続けるユリウスでも知らなかった情報を手に入れた。その情報をもとに遥か遠い北の地にある神殿向かう事になった。
その情報とは、おそらくこの世界でも知っている人はほとんどいないだろう物で、スキルのレベル上限の突破と進化の方法だった。
「そうだユリウスさん神殿に行く前にこんなのはどうですか......」
「おぉいいな。それなら長旅で手が離せなくなった時でも安心できるな」
傑はお金も貯まったことだし巨大な流通システムを築こうと提案したのだ。
本部や支店を置いていってそこで店を開き、さらにそこからの行商や商品の運搬を行うという行商を超えた会社というものがこの世界にもう少しで生まれる。
「とは言ってもまずは小さい店からですがね」
「まぁ頑張ろう」
1ヶ月後記念すべき本部の建設の手配が完了した。あくまでも手配ができただけで建物はまだない。しかし何人かを雇い行商のみ開始した。雇った人の多くは寄付をした村の人たちだった。それから1年経って、やっと本部が完成した。
フォルセディン帝国の海岸の大部分を買い取って港と荷馬車を運ぶ動物たちのための施設をただでさえ大きい本部の中に置くという小国レベルのお金を一括でポンと傑に渡された職人たちはポカンとしていた。
「長かったがやっと完成したな」
「そうですね、では出発しましょうか。
じゃあ俺たちが言ってくる間は任せるよ。シーナ。」
「はい、スグルさんたちも頑張ってくださいね!」
シーナは最年少にして会社を任せられるほどの傑れた人材だ2人がいない間は実質彼女が社長ということになる。
記念パーティーをした後社員全員により送り出された。
従業員の平均年齢54歳
シーナは16歳
ユリウスは32歳




