迷宮の主
100階
『よくここまでこれたね。僕びっくりしたよ!なんせここまで辿り着けたのは君が初めてだからね。ここを作って1000年経ってやっと攻略者が出てきてくれてすごく嬉しいよ」
「どうも......んっ?1000年⁈そんな前からあるんですか?」
『うん、そうだよじゃあ戦おっか』
その瞬間目の前にいたはずの小柄な少年はどこかに消えた。
「えっ?...うわっ!あっぶな《神速Ⅴ》《エネルギー収束》!」
いつものようにエネルギーで体を強化し、反撃をしようとするが何故か相手の姿がなかなか見つからない。
「どこ行ったんだ?」
『後だよ〜』
実の最大限の速度より速いと思われる少年はその力を見せつけようとしているのかわざわざ背後から攻撃をしてくる。
「あーもうめんどくさいなぁ。《光の軍団》
《天使長》!」
天使の軍隊で自分の周りに壁を作り相手に攻撃の隙を与えないようにしたのだが、
『うーんこの子たちじゃ僕わ止めれないよ』
その言葉通り天使たちは次々に崩れていってしまった。
「どうすればいいんだ.....《炎の魔導書》!
なんかいい魔法ないかな?」
膨大な量の魔法の中からこの状況を打開できるようなものが見つかるのだろうか、こうしている間にも攻撃は続く。
「あっいいのあった.......【陽炎】」
【陽炎】自分の姿を一定時間消す
『あれー?どこいった?』
先ほどまでとは真逆の状況だ。
「ふっやっと触れた」
〜スキル《普通》を発動しました。
クロス レベル不明
攻撃力 5000 防御力 50000
スキル
《時ノ支配者Ⅰ》時を少しの間止める
《幻影》実体を持つ幻を生み出す
《鑑定眼X》対象の情報をほとんど読み取る
《神速X》神の如く速さを手に入れる
《迷宮ノ王》自身の開発した迷宮とその付属品を自在に操る
対象のステータスを付与しますか?〜
「え?ステータスはそんなに高くないのか」
しかし時を止めたり幻影を出したりと厄介なスキルをたくさん持っていることからステータス以上の力があると実は思った。
「そういやスキルレベルってⅤまでじゃないのか?.......まぁ今考えることじゃないな。
【焰加速】【炎の加護】」
【焰速】炎を脚に纏いさらに素早く動く
【炎の加護】炎の加護を受け全ステータスを
1.5倍する
『おー速いね〜......でも意味ないよね。
《時ノ支配者Ⅰ》《幻影》』
実が気づいた時にはものすごいダメージを受けていた。
「なにが...おきたんだ?あっ時間が止まった...のか」
『あれ〜?おっかしいな〜なんで君は今ので......はぁはぁ、倒れないだよ〜。はぁ、やばいなぁ負けちゃうよ〜』
やるなら今しかないと思った実は朦朧とする意識の中しぶんの持つ力全てをクロスにぶつけた。
『うん。今回は僕の負けだね。あぁー悔しいなぁ......はぁはぁ』
「勝った.....勝てたんだ」
重傷を負ってしまったので回復をしていると
『じゃあ勝者の君にはプレゼントがあるんだついてきてよ』
「うん」
そしてクロスは魔法陣を呼び出すとその中へ実を招いた。強い光と共に別の空間に移動した。
『きみにこれをあげよう』
するとクロスの胸から光の玉が現れ実の中に入っていった。
〜新たな力を確認しました。
究極技能 《時ノ支配者Ⅰ》
スキル《幻影》を獲得しました。
90〜94階のモンスターの部位を確認。
スキル《最後の審判》[魂の解放]を強制発動します。 融合を開始...成功しました
これにより<迷宮ノ主>を入手しました
<迷宮ノ主> 指輪
付属スキル
《蜈蚣》毒属性付与 強殻
《石像ノ主》ゴーレムおよびゴーレム系ののモンスターの操作が可能
《死神ノ鎌》巨大な鎌を5分間召喚する
操作可能 自律稼働可能
《牛頭人身》ミノタウロスを召喚する
《死霊ノ王》禁術魔法を一部使用可能
魔力を消費しアンデットを召喚
し操る
五竜のピースを確認しました
再度[魂の解放]を発動。 〜〜
「あれ?終わった?」
すると五色のピースが光りだし並んだ。
そしてその光達は価値を変えていった。
(ふぁーあ。よく寝たぁ)
「え?どうなってんの?」




