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綺石のクラウン  作者: もももか
第十二章 『オニキス』
128/145

XIX

アメジストが自室に戻ると、部屋中が荒らされていた。

積み上げられていた箱も、戸棚におかれていた古本も、全て床に投げ出されていた。

テーブルは倒れ、ベッドのシーツも斬られたのか、大きく割かれた部分から羽毛が溢れていた。

ゆっくりと足を踏み入れる。

床に落ちていた絵画に目が行った。

アレキサンドライトが見た、一家の肖像画。

キャンバスが無残にも引き裂かれたそれを手に取る。

もう以前の面影を残していないそれを見つめる。

「……オニキス」

彼女を想い呟いた名は、夜の闇に溶けて消えた。

【ロイヤルゲームのルール:12】

『ロイヤルゲームの采配は審判を進行する死神によって決められる』

原則として妨害行為は負けと見なされるが、死神が特例と認めた場合、引分け《ステールメイト》になることもある

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