無口な少女は外へ
~ラジャイグルド魔法機関~
私は今必死走るもう呪いの実験なんかに付き合いたくもされたくもないから。
でも目の前に2m近い大男が私を捕まえにドスドスと音をたてこちらを追いかけてくる。私はすぐ何かないか探した、でもあるはずもないここは多少広いだけの一方通行の通路。
「ああ、また牢屋の中にいれられるんだ」
ふとそんな声が私の口からでた、今私は捕まるのに加え不幸な目にも遭うのかと諦めた風に笑った。そして誰かが助けに来てくれるわけでもなく、私は捕まった。
でも牢屋に入れられる時私に降りかかる不幸は私を捕まえた隣の大男にも一緒に降りかかった。何でもここ数年で鉄は錆び付き魔法道は魔法力がよわまっていたらしい。さて、何故こんなにも落ち着いて楽観的な考えがでできるのかというと私は今生まれて初めて外にいるからだ。
~ラジャイグルド市街地~
私は今市街地にいるどうやら出てこれた時間が朝だったらしく朝市が開かれていた。私は牢屋にいてたとしても囚人ではなかったので身なりで疑われることはないとは思うが少し不安がある。もしも魔法機関の誰かがいてたら初見でバレてしまう。と考えながら端を歩いていると裏道のような場所があった、普通なら寄り付かないであろう場所だが隠れるならいいかもしれないと人目を盗み裏道に進んだ。
宿屋クラリッツ裏
どうやらここは何かの建物の裏のようだ。ここからどうしようと考えても考えが浮かばずとりあえずここになにがあるか探してみようとガサガサと音をたてて進んで行く。
小一時間ほどたっただろうか?時計がないからわからないがそれくらいの時間がたったかもしれない。探して回ってるうちにこの建物がどういう場所かだいだい予想がついた、途中美味しそうな匂いして危うくその匂いにつられそうだったのがさっき。この匂いでここは飲食店か宿屋の裏だろうと予想がついた。しかし予想で腹は膨れないさっきの匂いが忘れらんない、もう一度だけ行ってみようとしたとき、
「誰だいあんたは?」
と声がした。
さぁ一面相の懺悔の時間
うん自分で書いてて懺悔ってなんぞ。しかしいうならば最初の投稿が自分でも驚きの少なさだった。これくらいだと思います。誤字脱字の指摘あるいは感想などお待ちしております。