第一楽譜
初投稿の鶯谷直輝です。主人公たちが一生懸命青空ブラスバンド部を完成させていく姿を暖かく見守ってあげてください。
序章 ~後悔の音~
親父はよく、俺を近くのたくさんの星が見える大きな公園に連れて行ってくれた。時間は決まって夜の九時過ぎ。親父によるとこの時間帯が一番公園に人がいないらしい。公園に着くと、親父は家から持って来た「サックス」という楽器を黒い鞄から取り出し、ベンチに腰掛ける。
そして、親父は「サックス」について語り始めた。
「この楽器はな、俺が音楽に興味を持ち始めて初めに目をつけた楽器なんだ。欲しいと思ったんだが、お金が足りなくてな……」
「どのくらい、足りなかったの?」
俺が聞くと、親父は少し考えるそぶりを見せて、
「お母さんのいつもしてる指輪の五倍くらいだったなー」
お袋はいつもキラキラ光るダイヤという石が付いた指輪を右手の人差し指にしていた。
そのときの俺が見ても、その指輪の値が相当であることは解っていた。
「もの凄く高かったんだね」
「あぁ、でも、その後お父さんが音楽をしたいと言うと、たくさんの人が楽器を買うのに力をしてくれた、直希のおじいちゃんやおばあちゃん、学校の友達、仕事の人とか数えきれない人たちからな」
親父は「サックス」を優しく触りながら言う。
「じゃあ、その人たちにちゃんと、ありがとうって言わないといけないね」
「そうだな」
親父は小さく笑みを浮かべた。
「ねぇ、お父さん」
「ん? どうした」
「お父さんのやっている音楽の仕事、おもしろい?」
俺が聞くと、親父は「サックス」を横に置き、立ち上がった。
「なぁ、直希。お前は楽器が何のためにあると思う?」
親父は俺に背を向けながら聞く。
「演奏をして人を楽しませるため……かな」
俺が言うと、俺に人差し指を向けて、
「正解、さすが俺の息子だ」
と言った。
「でも、完全な正解じゃない」
「え?」
疑問符を浮かべる俺の頭の上に、親父は大きな手を乗せてきた。
「楽器というのはな、音を生むためにあるんだよ。今、俺の声がお前に聞こえているのも俺の声という音があるからだろ? 音がなければ、人と会話することも出来ないし、楽しい気持ちにもなれない。音はそういうものなんだ。だが」
親父の顔から笑みが消えた。
「この世界にはな、音が無い場所や人がたくさんいる。戦争のある世界ではたくさんの音が無くなっている……」
「音が、……無くなる?」
俺には意味が解らなかった。
「戦争をすればたくさんの人が死ぬ。人が死んでいくと人は減っていく。その場所の人々の会話は徐々に少なくなっていき、やがて音は消える……。苛めにしてもそうだ。多くの人がそいつを苛めるとそいつの会話……音が段々と消えていき、やがて人を恐れて会話が出来なくなっていき、そいつの音が消える。音が無くなれば笑うことも満足に出来ない」
親父の視線はベンチに置かれている「サックス」に向けられていた。
「だから、俺はそういうやつの所にいき、俺はこいつを演奏し、音を思い出してもらいたいんだ、……そいつがまた笑って人と音を……会話を楽しめるようにな」
親父が少し照れくさそうに鼻の頭を指先で掻く。
そのときの俺には、親父の話を全ては理解出来なかったが、言いたいことは解った気がした。今、俺の前に立っているこの人は、何かとても凄いことしているということが。
「凄いね、お父さんは」
「そうだろ?凄いだろー。でも、今日からその凄いことをお前にもやってもらうからな」
そう言うと、親父はベンチの上にあった「サックス」を両手で持ち、俺の前に差し出して、
「これから、こいつを頼むぞ」
と言い俺の両手に「サックス」を乗せた。
「っ!どういうこと、お父さん……」
意味が解らなった。何故、そんなことを親父が自分に言うのか……、そのときの俺には全く解らなかった。
戸惑う俺に親父は落ち着いた様子でしゃべり続ける。
「明日、俺はニカラグアという場所に行く。そこにはたくさんの音を無くしているやつらがいる。恐らく、三年は帰って来ない。そこは、何かと規則が厳しくてな、他の場所からの金属類の持ち込みを一切禁止している。当然、そいつは金属だから持ってはいけない。だから、向こうで新しい楽器を手に入れて、俺はそこのやつらに音を思い出させてやって来る」
親父は俺に背を向け、歩き出そうとする。「ちょ、……ちょっと待ってよっ! そんなこと今、初めて聞いたし、それに、……それにお母さんにも言ってないじゃないか!」
必死に止めようとする俺に対して、親父は俺に背を向けたまま言う。
「済まないな……。だが、三年後に、絶対ここに帰ってくる!それだけは約束する。……だから、それまでそいつと、お母さんのことを頼む」
親父は再び公園の出口へ向かい、歩き始めた。今度は幾ら後ろから静止の呼びかけをしても、親父は足を止めなかった。
―それから、俺はずっと音楽の勉強に励んだ。親父が残していった、「サックス」と共に。お袋に親父のことを話すと「まぁ、あの人はそういう人だから」と特に変わった様子もなく、普通の生活に戻っていった。
―一年後、親父が死んだという知らせが家に来た。ニカラグアに向かっていた飛行機が雪山の近くで墜落し、乗っていた乗客が遭難してしまったらしい。親父の死体が見つかったのはそれから約一年後だったそうだ。
お袋は自分の部屋で、一日中泣いていた。……俺は思った―
あのとき、親父にしがみついてでも、ニカラグアへ行くのを止めていたら―
第1章 ~始まりの音~
チュンチュン
窓の外で小鳥たちが鳴いていた。
「……朝か」
起きたばかりで寝ぼけている思考を起こそうとする。
起きる前に見ていた夢の内容が気になっていたのだ。
「……親父の夢か」
俺……鶯谷直希の親父、鶯谷優一は世界では有名なアーティストとして、世界を頻繁に飛び回っていた。しかし、今はもういない。五年前に事故で死んでしまったのだ。それ以来、極まれに親父が生きていた頃の夢を見る。
「親父の夢なんて何年振りだろう……」
横に置いてあった眼鏡を掛け、親父の懐かしさにしばらくベッドの上で部屋の天井を見上げていた。すると、
「ウグイスー、朝ご飯もうすぐ出来るよー」
とドアの向こうから声がした。
朝一の頭には少しうるさく感じる声。その声の主は……
「ウグイスー? 入るよー」
―ガチャッ―
柔らかく長い髪を黄緑のリボンで二つに括っている、しっかり者の幼なじみである香住美羽だ。
成績や運動は至って優秀。おまけにルックスもかなり可愛い。
朝は毎日家に来て、俺を起こしてくれたり飯を作ってもらったりと色々とお世話になっている。
俺の家族は今、それぞれ別の場所にいる。お袋は東京で大企業の秘書をしていて近くのマンションに住んでおり、妹は全寮制の高校に通っている。お袋は美羽に、この朝一人で起きることは愚か、料理も全く出来ない出来損ないである俺の世話を全て任せた訳だ。
美羽の家は自分の家のすぐ隣にあるため、昔よく親と喧嘩して家でしたとき、俺の家に泊まりに来ていた。
「あ、起きてたんだ。おはようー」
美羽は俺の部屋のカーテンを開けながら、挨拶をする。
「あぁ、おはよう」
いつも通り、挨拶を返す。朝はいつもこんな感じだ。
すると、美羽は何故か動かしている手を止めて、俺の顔をジーッと見る。そして、
「……って、えぇぇぇぇぇっー!?」
美羽は大きく目を開け、驚きの声を上げた
……なんだ、どうしたんだ?
「なっ、なんだよ?」
意味が解らない、一体何に驚いているんだろうか。
美羽は俺に人差し指を突き立て、震えた口調で、
「だ、だってこの世で一番朝が苦手なウグイスが起きているんだよ!? そりゃ、驚いちゃうよ」
……あぁ、そういうことか。
美羽が言うとおり、俺は朝がこの世で一番苦手だ。
いつもは美羽が部屋に入って来る頃、俺はまだベッドの上で爆睡している。そこから、美羽が何回も俺を起こし続けて、やっと俺は眠りから目覚めるのだ。
そんな俺が、美羽が部屋に入って来る前に起きている―それは「道路を歩いていて一万円を拾った」ぐらいの珍しく、凄いことなのだ。
なので、さっきの美羽の反応にも納得がいく。
「俺だって、たまには早く目覚めたりするさ」
「まさか、ウグイスの口からそんな言葉を聞く日が来ようとは……、雪でも降るのかな?」
美羽が窓の向こうの青空を見上げる。
「お前、それ遠回しに俺のことを苛めているだろ……」
「そ、そんなことないよ。ちょっとした冗談だよ。そ、そうだよね、ウグイスだってたまには早く起きるよねー」
美羽は少し悪いと思ったのか、必死に苛めではないことを俺に伝えようとしていた。
「……でも、さすがに今日は私が起こしに来る前に起きてても、不思議じゃないか」
「まぁな」
俺にとって今日は、少し特別な日だった。
「私立桜ヶ咲学園」……ここ近辺ではそこそこ有名な進学高校で、俺は今日からそこに通うことになっていた。
高校一年生のとき、俺は坂之上学園という高校に通っていた。ここも地元では有名な高校だった。因みにその頃、美羽は今日から俺が通う桜ヶ咲学園に通っていた。
中学のときに行われた「希望入学高校生徒調査」で俺は、「吹奏楽部があって、ある程度学食が美味い所なら何処でもいい」と半分適当に希望高校を選んだ。正直、俺は高校なんてどこも同じだと思っていた。ただ、中学の三年間、俺が唯一、学校生活で真剣に取り組んだもの―それは、部活動の吹奏楽部だった。
親父がニカラグアに旅立ってから、俺は音楽について必死に勉強した。親父が死んだという知らせがきても、ただ黙々と勉強を続けた。その為か、中学に入るのと同時に、俺は吹奏楽部から入部の推薦を受け、入部した。部活動内では、部員たちの大半が俺の父親の名前を知っていた。俺は改めて、親父の偉大さを実感した。俺はアーティストの息子として、四十人以上部員がいる吹奏楽部で、すぐにレギュラーとして使われた。楽器については勉強はしていたが、実際に扱うのは初めてだった。
俺はサックス担当になり、親父から譲り受けたサックスを使い、必死に部活に打ち込んだ。それだけ、一生懸命に取り組んだものだったので、高校でもそれを続けたかった、だから、吹奏楽部がある高校がよかったのだ。
美羽はちゃんと授業の進み具合や通学の方法、就職状況などを何回も見直して、希望高校を決めていた。 その結果、俺と美羽の希望高校はそれぞれ異なり、今まで通り、朝食を食べ終わると、俺たちは挨拶を交わし、互いにそれぞれの高校に向かうようになった。
坂之上学園の高校生活は、案外悪くなかった。友達も指で数えられる程度なら出来たし、
学食もなかなか美味かった。でも、何より良かったのは、無事、吹奏楽部への入部を果たし、サックスの演奏に打ち込めたことだった。
俺はここで三年間、一生懸命に吹奏楽に取り組むつもりだった……
しかし、そのときの俺の決意は、坂之上学園に入学して二度目の春が訪れようとしていたときに、朝の教室で担任の先生が言った一言により、叶わぬものへとなってしまった―
「皆、聞いてくれ。急な話で驚いてしまうだろうが、来週この学園は廃校になる」
朝のHRでざわついていた教室が一気に静まり、生徒たちの視線が先生の顔に向けられる。
……廃校? どうして?
教室の先生以外の人間の誰もがそのとき、そう思った。
同じ疑問を抱く生徒たちに、先生は話を続ける。
「昨年の夏から続いている、本校の生徒数の減少、それが廃校の原因だ」
先生が教室の生徒を見渡す。
「生徒数の減少」……確かに、俺は今年に入りよくその言葉を耳にしていた。
俺が今いる坂之上学園の位置は、世間一般でいう田舎という場所にある。そのため、全校生徒数は都会の高校と比べると、五分の一程度しかいない。おまけに、昨年から問題となっている不況という社会の現象がこの学園にも襲ってきた。「もっと、レベルの高い高校に転校したい」、「高校に行くなんて勿体ないから、今から学校を辞めて働きたい」と言いだす生徒が爆発的に溢れ出てきたのだ。
今の俺のいるクラスには生徒が俺を含め、十五人しかいない。因みに隣のクラスは生徒が全員辞めてしまったため、今は空き教室となってしまっている。恐らく、学校側も生徒の減少数が、限界値に達してしまったのだろう。
「先生! じゃあこれからの僕たちの高校生活はどうなるんですか!?」
生徒の一人が手を挙げて、先生に疑問をぶつける。
「お前たちには今日の放課後、隣の教室で一人ずつ緊急個人面談をしようと思う。これからの高校生活についてな、詳しくはそのときに話す」
先生が言い終わるのと同時に、チャイムが鳴った。
放課後になり、個人面談の順番が自分に廻ってきた。面談の内容は至ってシンプルだった。夕日の差し込む教室の中で、先生と用意されたパイプ椅子に腰かけ、ただ一門一答を繰り返すだけ。質問の内容は転校先の高校についてのものだった。どうやら、学校はそれぞれの生徒に合った高校に今年の四月から転校させるようだった。
面談の結果、俺は「桜ヶ咲学園」という場所に四月から通うことになった。
つまり、今日がその桜ヶ咲学園に通う、記念すべき最初の日なのである。
「転校初日から寝坊で遅刻だなんて、笑えないもんね」
美羽が笑いながら言う。
「まぁ、だから早く起きたって訳じゃないんだけどな」
「あ、解った!明日から新しい学園生活が始まるとか思って、眠れ無かったんでしょ?」
さすが俺の幼なじみというべきか、なかなか鋭いところを突いてくる。
だが、別に学校を楽しみにして、眠れなかった訳ではない。ただ、懐かしい夢を見ただけで……
「どうしたの?」
さっきの夢の内容を思い出そうとする俺の顔を、美羽は心配そうに覗き込んでくる。
「別に……、何もないよ。ただ、懐かしい夢を見ただけさ」
さっきの夢はいったん忘れよう。今日から新しい高校生活が始まるんだ。初日から、考え事をしながら学校に行ってもな……。
よしっ! 忘れよう! また、家に帰ってきたときにでも考えればいいや。
「……懐かしい夢?」
美羽がさらに心配そうに俺を見つめてくる。
「何でもない。昔のちょっとした事さ」
美羽は俺の家族構成を唯一知っている。だから、親父の事を話しても心配させてしまうだけだ。
俺はベッドから起き上がると、美羽が用意してくれた制服に手を掛ける。
「……」
まだ美羽の視線がさっきのまま、俺を心配そうに見つめていた。
「だから、何もないって。さぁ、先に下に行っててくれ。このまま見られていると着替えられないだろう?」
「ふぇっ!? あ……、あっ、そ、そうだよね。わっ、私、先に朝ご飯の用意して来るねっ」
美羽が急いでドアを開け、下に降りていく
っとその直後に―
「わっ! キャァァァーッ!」
ドドドドドーッ! ドダンッ!
―美羽の甲高い悲鳴と、凄まじい落下音が家中に響いた。
「やれやれ……、仕方ないな」
俺は手っ取り早く制服に着替えると、すぐに階段の近くで目を回している美羽を起こしに行った。
階段を下りる途中には、香ばしいベーコンの匂いが漂っていた。
・
無事、俺が美羽を起こし、朝食を食べて学校に着いたのは、八時過ぎだった。
駅まで辺りが桜だらけの道を歩き、小さな私鉄の電車に乗ること三十分……、美桜三丁目という駅で降りるとようやく学校に到着出来る。今日は電車の定期券の購入や、美羽の美桜町の各名所の紹介を受けるなどをしていたせいで、予定より少し遅めの到着になってしまった。
それでも、登校時刻には十分に間に合っている。そのあたりは、さすが美羽というべきか……。
「それでねー、こっちは食堂だよ。料理がほんっっっとうに美味しくてねー」
そして俺は今、桜ヶ咲学園内の設備の説明を受けている。
朝のHRの開始時刻までまだ時間があるので、それまでに俺に出来る限り学園のことを知って貰おうという美羽の意気な計らいだった。
「へー、結構広いんだな」
食堂の中を見ると、そこには膨大の数の白色のテーブルに緑色の椅子、たくさん調味料が並んでいた。多分、坂之上学園の生徒が全員ここに座ったら、座席は半分以上余ってしまうだろう。
「でしょでしょっ! 昼休みになるとね、ここで毎日、お昼ご飯を食べるんだよっ!」
「そりゃ、食堂だからな」
昼にここに来る生徒の目的の九割が、恐らく昼飯だろう。
「そ、そうだよねー! 食堂だもんねっ!」
美羽がうんうんと頷く。
「……美羽、お前階段から落ちた時、変な所打たなかったか?」
家を出てから、美羽はずっとこんな感じだ。
スーパーなどに行くと「ここは色々な物が買えるよ」など、当たり前のことを当たり前のように言う、まるでゲームに出てくる村の案内人そのものだった。それに、やたら俺の顔をずっと見てくる。
「べ、別に大丈夫だよ。ほらっ、こんなに元気だよ!」
美羽はその場で両手を上に上げ、クルクル回転を始めた。
しばらく、それを見つめていると、
「ふぁぁぁ~、目が回るよ~」
勝手に目を回して床に崩れていった。
「ふぇぇぇ~、気持ち悪いよ~」
「お前は一体、何がしたいんだ!?」
意味不明な行動で、床に倒れ込んだ美羽の元にツッコミを入れつつ駆け寄る。
「うぇぇぇ~、ゴメンね、ウグイス~。……私ね、ウグイスとまた一緒に学校に行けると思うと嬉しくちゃって……」
「美羽……」
俺は美羽の体を抱きかかえようとした……
その時、
「……貴方たち、こんな所で何をしているの?」
後ろから声がした。
振り返ると、そこには右腕に「生徒会」と書かれた腕章をし、赤い大きなリボンで一本にまとめられた漆黒の髪をたなびかせる、凛とした目の整った顔立ちの少女がいた。
・次号に続く・
はじめまして鶯谷直輝です。「青空ブラスバンド部 ~奇跡の音を奏でる奏者たち~ 」はいかがでしたか。といっても、まだ話が序盤なので話が見えませんよね……、すいません。
えーと、実は僕、現役高校生なんです。大阪の工業高校に通っております。日々、勉強、勉強で忙しい毎日、ラノベ小説を書くことだけが今の僕の息抜きです。なので、皆さんのコメントや感想をみて、まだ続けていいかな?って思ったらまた投稿させていただきます。「こういうラブコメは体中がかゆくなる!」、「言葉遣いがおかしい」などの意見も一つの立派な意見ですので、ぜひいってください。では、また二楽譜でお会いしましょう。