第三話 村に起きた厄災とは
今回話が多いです m(__)m
あの後、爺さんとなんとか和解した俺達は、詫びの印に爺さんの家で、高そうな菓子といい匂いがする茶を飲ませて貰っている。
「そうなのか、君達は自分の店を持つ商人を目指して、この村にやって来たのか」
「なら、なおさら君達の計画を邪魔してしまったな。すまない……」
「そんな謝らなくてもいいって、こっちだって爺さんの子を泣かせたんだから。おあいこだろ」
「それにどこかの薄情者の隣のヤツと違って、ちゃんと部を弁えているしぃ、」
「すみません、リオネ様。
今度、私が厄介ごとを引き立てますので、どうか期限を直してください」
「機嫌がいいからぁ〜、許す」
「「ハハハハハハハ」」
「少し、場の空気を壊すかもしれませんが……クライネさんに聞きたいことが、」
「この村に何があったかを、私達に教えて欲しいのです」
クライネさんは赤い紅茶を一口、ゴクリと飲んだ。
「君達にも知っていて欲しい。
ここの村の人たちは決して悪い人なんかじゃない……」
「「・・・・・」」
「あれはそう、あの日。村に起きたことだ……」
————5年前
ワシがこの村に越してからちょうど45年経った日だ。
「クライネさん今日も見回りお疲れ様」
「フレールも農作業頑張ってるな!。
こりゃ今年も大豊作かな?」
「何言っているんですか、クライネさんがいつも害獣を駆除していただいているんですよ。
今年も絶対に大豊作になりますって!」
「ハハハ。楽しみに待ってるな!」
「クライネさん。ちょっと手伝って欲しいことがあるんですけど、いいでしょうか?」
「あぁ、今行くから待っててくれ」
変わらずいつも通りで、大きな問題が起きない、そんな平和な日々がワシが死ぬまで続くと思っていた。
「うわぁぁ、クライネさん助けてぇ!」
「来るなぁ!!!来るなぁ!!」
「マまあ"ぁぁぁぁぁ————」
「ぎわぁしゃぁぁぁああぁぁ!!!」
その日の夜、村は火の海と化した。
この土地に現れるはずもない、ダンジェットウルフと大型な魔物による襲撃だった。
ワシは隣町からの応援が到着するまでとにかく応戦した、恩がある村を守るために。
けど、ワシの手が届かぬところで、ワシの助けを求める声、子どもが泣き叫ぶ声、人が引き裂かれる音が四方八方から響き渡った。
そして……ワシの体力も限界を迎え、その場で倒れ意識を無くした。
その後、隣町の討伐体が仮設の医療所で、目覚めた時には、全ての魔物は指示されたかのように村を去っており……。
被害は、村の人口8千人に対しその9割、7千人以上の命とその居住地等が消失……。
西の地方、村規模では過去最大級の襲撃事変として新しく記憶された。
「クライネさん、辛い話をさせてしまい申し訳ございません」
「いいんじゃ……。
話したかったことを話せて、ワシも気持ちが軽くなったからな」
爺さんの話が終わった時、「とんとん」と軽く背中を誰かに叩かれた。
「大きいお兄ちゃん、アーダと遊ぼ」
「えぇ……、いいだろう。ここで遊ぶのもなんなし、外で遊ぼうか。
爺さん、遊んでくるから少し席を外すな」
「いってらっしゃい。アーダ、お兄ちゃんの言うことちゃんと聞くんだぞ」
「はーい!」
「いい子な娘さんですね」
「あぁ、ワシの最高に可愛い娘じゃ……」
「ところで、君の名は確かルツであっておるよな?」
「はいそうでございます」
「君に伝えたいことがあるんだ。
もし本当に、君達はこの村で商売をやっていくのであれば、それなりの覚悟が必要じゃぞ」
「・・・、もちろん覚悟がなければこんなことはしまいません。
クライネさんが私達に伝えたいことや、今後起きる展開もある程度、予測していることだって。
それに、私は彼と"約束"をしましたからね……」
「君達はワシが想像していたよりも深い絆で結ばれているようだな、、、。
とりあえずしばらくこの家で過ごしてもよい。
けど、その代わり…、時々アーダと遊んでおくれ」
「ありがとうございます、クライネさん」
連続投稿したかったが、訳があって暇がなくなり投稿が遅れた。
しかも来週は創作できる時間が無さそう、、、。




