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魔王ショップ  作者: 夜桜 優奈
魔王ショップ発展編
4/4

第三話 村に起きた厄災とは

今回話が多いです m(__)m

 あの後、爺さんとなんとか和解した俺達は、詫びの印に爺さんの家で、高そうな菓子といい匂いがする茶を飲ませて貰っている。

 「そうなのか、君達は自分の店を持つ商人を目指して、この村にやって来たのか」

 「なら、なおさら君達の計画を邪魔してしまったな。すまない……」

 「そんな謝らなくてもいいって、こっちだって爺さんの子を泣かせたんだから。おあいこだろ」

 「それにどこかの薄情者の隣のヤツと違って、ちゃんと部を弁えているしぃ、」

 「すみません、リオネ様。

 今度、私が厄介ごとを引き立てますので、どうか期限を直してください」

 「機嫌がいいからぁ〜、許す」

 「「ハハハハハハハ」」

 

 「少し、場の空気を壊すかもしれませんが……クライネさんに聞きたいことが、」

 「この村に何があったかを、私達に教えて欲しいのです」

 クライネさんは赤い紅茶を一口、ゴクリと飲んだ。

 「君達にも知っていて欲しい。

 ここの村の人たちは決して悪い人なんかじゃない……」

 「「・・・・・」」

 「あれはそう、あの日。村に起きたことだ……」



————5年前

 


 ワシがこの村に越してからちょうど45年経った日だ。

 「クライネさん今日も見回りお疲れ様」

 「フレールも農作業頑張ってるな!。

 こりゃ今年も大豊作かな?」

 「何言っているんですか、クライネさんがいつも害獣を駆除していただいているんですよ。

 今年も絶対に大豊作になりますって!」

 「ハハハ。楽しみに待ってるな!」

 「クライネさん。ちょっと手伝って欲しいことがあるんですけど、いいでしょうか?」

 「あぁ、今行くから待っててくれ」

 

 変わらずいつも通りで、大きな問題が起きない、そんな平和な日々がワシが死ぬまで続くと思っていた。

 

 「うわぁぁ、クライネさん助けてぇ!」

 「来るなぁ!!!来るなぁ!!」

 「マまあ"ぁぁぁぁぁ————」

 「ぎわぁしゃぁぁぁああぁぁ!!!」

 その日の夜、村は火の海と化した。

 この土地に現れるはずもない、ダンジェットウルフと大型な魔物による襲撃だった。

 ワシは隣町からの応援が到着するまでとにかく応戦した、恩がある村を守るために。

 

 けど、ワシの手が届かぬところで、ワシの助けを求める声、子どもが泣き叫ぶ声、人が引き裂かれる音が四方八方から響き渡った。

 そして……ワシの体力も限界を迎え、その場で倒れ意識を無くした。

 その後、隣町の討伐体(とうばつたい)が仮設の医療所で、目覚めた時には、全ての魔物は指示されたかのように村を去っており……。

 被害は、村の人口8千人に対しその9割、7千人以上の命とその居住地等が消失……。

 西の地方、村規模では過去最大級の襲撃事変として新しく記憶された。

 

 「クライネさん、辛い話をさせてしまい申し訳ございません」

 「いいんじゃ……。

 話したかったことを話せて、ワシも気持ちが軽くなったからな」


 爺さんの話が終わった時、「とんとん」と軽く背中を誰かに叩かれた。

 「大きいお兄ちゃん、アーダと遊ぼ」

 「えぇ……、いいだろう。ここで遊ぶのもなんなし、外で遊ぼうか。

 爺さん、遊んでくるから少し席を外すな」

 「いってらっしゃい。アーダ、お兄ちゃんの言うことちゃんと聞くんだぞ」

 「はーい!」

 

 「いい子な娘さんですね」

 「あぁ、ワシの最高に可愛い娘じゃ……」

 「ところで、君の名は確かルツであっておるよな?」

 「はいそうでございます」

 「君に伝えたいことがあるんだ。

 もし本当に、君達はこの村で商売をやっていくのであれば、それなりの覚悟が必要じゃぞ」

 

 「・・・、もちろん覚悟がなければこんなことはしまいません。

 クライネさんが私達に伝えたいことや、今後起きる展開もある程度、予測していることだって。

 それに、私は彼と"約束"をしましたからね……」

 

 「君達はワシが想像していたよりも深い絆で結ばれているようだな、、、。

 とりあえずしばらくこの家で過ごしてもよい。

 けど、その代わり…、時々アーダと遊んでおくれ」


 「ありがとうございます、クライネさん」

連続投稿したかったが、訳があって暇がなくなり投稿が遅れた。

しかも来週は創作できる時間が無さそう、、、。

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