このことが事実
このことがすべてじゃないという事実
わたし以外に
あなたも分かっていたはず
ラジオから流れてくる曲は
わたしのココロの中とは
まったく反対なもので
わたしの直接的な
なぐさめにも聞こえてくる
いつのことだったかな
わたしがあなたの存在を
気にするようになったのは・・
そのまえのことは忘れてしまったけど
あなたがわたしを
想ってくれるようになったときは
いつのことだったかな
ココロのごまかしを
夕日に押し付けて
やっぱりキレイがいいね、と
ひとりで納得しようとした
今でも、あなたは
まぶしすぎるから
わたしはあなたから離れられない
背中越しの恋を選んだ
あなたの背中が思ったより
さみしく映っていたから
声をかけるよりも前に
そうしただけ
あなたに寄り添う
そのときの強い気持ちを
いまでも持ってるから
あなたにとって
夏の夜に染まる
それが偶然でもいいから
これからも
まぶしい存在でいて